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 竹中工務店は、建設現場の床に部材の位置などを実寸で描画する「墨出し」を自動で実施するロボットを開発した。これまで職人が担っていた墨出しを、夜間にロボットに任せて現場の生産性を高める。国内外の建設会社が開発した墨出しロボットの半額以下に価格を抑えて普及を図る。

 開発したシステムは、自動走行して墨出しするロボットと、墨出し位置にレーザーを照射する測量機から成る。

墨出し作業の様子。測量機(左)と竹中工務店が開発したロボット(右)を組み合わせて使用する(写真:竹中工務店)
墨出し作業の様子。測量機(左)と竹中工務店が開発したロボット(右)を組み合わせて使用する(写真:竹中工務店)
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OAフロアの脚や間仕切り壁などの位置を、ロボットに搭載したペンによって自動で床に描いていく。壁の付近や段差などの障害物がある場所の墨出しは難しいため、職人が対応する(写真:竹中工務店)
OAフロアの脚や間仕切り壁などの位置を、ロボットに搭載したペンによって自動で床に描いていく。壁の付近や段差などの障害物がある場所の墨出しは難しいため、職人が対応する(写真:竹中工務店)
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ロボットの構成。測量機のレーザーを感知する板やカメラなどを搭載している(写真:竹中工務店)
ロボットの構成。測量機のレーザーを感知する板やカメラなどを搭載している(写真:竹中工務店)
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 ロボットと測量機の動作はこうだ。まず、墨出しする位置に向けて測量機が正確にレーザーを照射する。同時にロボットは、墨出しする大まかな位置に移動する。続いて、測量機の方向へ旋回して、レーザーを正面から受ける。ロボットの中央に取り付けた板とカメラでレーザーを感知することで、機体の位置と角度のズレを算出。ズレを補正して正確な位置に墨出しする。

ロボットの動作手順。ロボットが旋回した後に直進することで、墨出しする位置に無駄なく移動する。一連の動作は数十秒で済む(資料:竹中工務店)
ロボットの動作手順。ロボットが旋回した後に直進することで、墨出しする位置に無駄なく移動する。一連の動作は数十秒で済む(資料:竹中工務店)
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