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 NTTコムウェア(東京・港)と清水建設は共同で、鉄筋のガス圧接継ぎ手の出来形をAI(人工知能)で自動検査する技術を開発した。継ぎ手の箇所をスマートフォンなどを使って撮影するだけで、鉄筋継手工事標準仕様書にある外観検査の5項目を判定できる。撮影から検査結果の表示までに要する時間は1カ所当たり20~30秒だ。

 現場ごとに写真の背景が異なっても異常を検知する技術を使ったことに加え、検査員による撮影精度のばらつきを抑えるシステムを構築。室内実験では、95%の高い割合で検査の内容が当たっていた。

 2020年1~3月に、清水建設が施工中のビルの現場で実証実験を実施する。20年度には、工事監理者の育成支援ツールとして研修に導入する方針だ。

ガイドに合わせてスマートデバイスでガス圧接継ぎ手を撮影すると、AIが写真を分析して検査結果を表示する(資料:NTTコムウェア)
ガイドに合わせてスマートデバイスでガス圧接継ぎ手を撮影すると、AIが写真を分析して検査結果を表示する(資料:NTTコムウェア)
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 ガス圧接継ぎ手とは、鉄筋の接合端面を突き合わせて圧力を加えながら加熱してつなぎ合わせる方法だ。基礎・躯体(くたい)工事での継ぎ手の約7割を占めるという。

 同継ぎ手の外観検査では、目視と計測器で接合部付近の鉄筋の膨らみなどを測る。1カ所当たり5分ほどを要していた。開発した技術では、AIを使って作業時間を短縮する他、経験の浅い検査員でも正確に判定できるようにする。

 検査で必要なのは、Android OSを搭載したスマートデバイスだけだ。現場で専用のアプリを起動して鉄筋の種類や直径を選ぶと、膨らみがある継ぎ手のガイドが画面に表示される。検査員はガイドに合わせて継ぎ手を撮影すればよい。画像のばらつきが減るので、AIが分析しやすい。

まず、検査する鉄筋の直径などを選ぶ(左)。すると、画面上にガス圧接継ぎ手のガイドが表示されるので、ガイドに鉄筋を合わせて撮影する(右)(写真:日経コンストラクション)
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まず、検査する鉄筋の直径などを選ぶ(左)。すると、画面上にガス圧接継ぎ手のガイドが表示されるので、ガイドに鉄筋を合わせて撮影する(右)(写真:日経コンストラクション)
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まず、検査する鉄筋の直径などを選ぶ(左)。すると、画面上にガス圧接継ぎ手のガイドが表示されるので、ガイドに鉄筋を合わせて撮影する(右)(写真:日経コンストラクション)

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