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 新型コロナウイルス感染者が増え続ける中、検査で陽性と判断されたが無症状の患者、軽症者の受け入れ施設として、五輪関連施設を改修する計画が始まる。受け入れ施設への改修に当たって、どのような工事が必要になるのか。

 警察庁は2020年4月7日、20年度の補正予算案に、新型コロナ対策として91億7100万円を計上した。五輪関連施設の患者受け入れ施設への改修など感染拡大の防止に向けた対応費として77億1000万円を見込む。

建設中の警視庁城南島仮設待機所。このほか3カ所の仮設待機所を改修して、新型コロナウイルス検査陽性の無症状患者および軽症者の受け入れ施設にする。2020年4月12日撮影(写真:日経アーキテクチュア)
建設中の警視庁城南島仮設待機所。このほか3カ所の仮設待機所を改修して、新型コロナウイルス検査陽性の無症状患者および軽症者の受け入れ施設にする。2020年4月12日撮影(写真:日経アーキテクチュア)
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 安倍晋三首相は4月7日夜の記者会見の中で「最も感染者が多い東京都では、政府として4月中をめどに五輪関係施設を改修し、800人規模で軽症者を受け入れる施設を整備する予定」と表明した。必要があれば、自衛隊などの医療スタッフを動員し、新型インフルエンザ等対策特別措置法48条に基づく「臨時の医療施設」として活用することも可能だという。

 改修するのは、東京五輪・パラリンピックの警備に当たる警察官などの待機所だ。警視庁が江戸川区臨海町、江東区新砂、江東区潮見、大田区城南島の4カ所にプレハブ群を建設中で、これらを警視庁が借り入れる契約とする。警察庁は改修前の施設の収容人数などについては「今後の警備などに支障を生じる恐れがあるため回答できない」としている。

 改修対象施設の1つ、警視庁城南島仮設待機所を公道から見ると、7棟のプレハブが立っていることが分かる。街灯に張ってある建物高さの基準レベル(ベンチマーク)を見ると、管理棟、待機棟、厚生棟の少なくとも3タイプの建物を整備していることが分かる。

警視庁城南島仮設待機所を北西側から見る。手前に6棟、右奥に1棟、計7棟のプレハブが立つ(写真:日経アーキテクチュア)
警視庁城南島仮設待機所を北西側から見る。手前に6棟、右奥に1棟、計7棟のプレハブが立つ(写真:日経アーキテクチュア)
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 警察庁によると、具体的な改修内容は、厚生労働省などが検討している。一般的なプレハブ施設を軽症患者の待機所に改修する場合、どのような工事が必要になるのか。