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 緊急事態宣言を受けて、大手建設会社の多くは稼働中の工事の一時中断に踏み切っている。この中断は、どんな影響を及ぼすか。竣工や引き渡し時期が定まっているマンション開発に影響はないのか。不動産会社などに影響を聞くと、「現時点では判断できない」との声が上がった。

 社員の新型コロナウイルスの感染が確認され、さらに死者が出た清水建設。同社は新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、緊急事態宣言終了まで工事を一時的に中断する方針を取る。同社が施工するプロジェクトへの影響を取材した。

清水建設が施工を手掛ける「パークコート文京小石川ザ・タワー」。地下2階・地上40階の鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造で総戸数は577戸。2021年7月に竣工予定で、住戸はすでに完売している。4月24日撮影(写真:日経クロステック)
清水建設が施工を手掛ける「パークコート文京小石川ザ・タワー」。地下2階・地上40階の鉄筋コンクリート造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造で総戸数は577戸。2021年7月に竣工予定で、住戸はすでに完売している。4月24日撮影(写真:日経クロステック)
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 東京都文京区で開発が進む「春日・後楽園駅前地区第一種市街地再開発事業」。事業の参加組合員として三井不動産や三井不動産レジデンシャルなどが参画し、北街区のタワーマンション「パークコート文京小石川ザ・タワー」の施工を清水建設が手掛ける。同街区は4月15日から工事を中断している。

 同マンションは2021年7月に竣工予定で、住戸577戸はすでに完売。 三井不動産広報部の担当者は、「清水建設に限らず建設会社から工事中断の要請を受けたものに関しては、先方の事情を尊重して協議し、現場ごとに対応している」と説明する。パークコート文京小石川ザ・タワーへの影響については、「竣工から引き渡しまでの期間に余裕を持った計画になっている。工事中断が1カ月程度であれば、竣工が遅れる可能性はあるが引き渡しに影響はないとみている」とした。