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 2021年11月2日午前6時ごろ、東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目で道路が陥没し、走行中のごみ収集車の後部が転落して動けなくなった。負傷者はいなかった。周辺には規制線が張られ、通行できない状況が続いている。正午過ぎには復旧作業が始まったが、午後2時時点で完了のめどは立っていない。

東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目で起こった道路の陥没事故。走行中だったごみ収集車1台が巻き込まれた。2021年11月2日正午ごろ撮影(写真:日経クロステック)
東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目で起こった道路の陥没事故。走行中だったごみ収集車1台が巻き込まれた。2021年11月2日正午ごろ撮影(写真:日経クロステック)
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 事故が起こったのは、JR吉祥寺駅から徒歩約5分の場所に立つ東急百貨店吉祥寺店の北側の道路。ごみ収集車に乗っていた作業員が通報した。警視庁武蔵野署によると、道路には幅約4m、長さ約10m、深さ約2~5mの穴が開いた。「通報があった時点では穴はここまで大きくなかった。通報を受けてから徐々に穴が広がっていった」(警視庁武蔵野署)

 陥没した道路の脇の敷地では、ビルの建設に向けて工事が進んでいた。プロジェクト名は「(仮称)吉祥寺本町二丁目PJ新築工事」だ。警視庁武蔵野署は、「建設現場と道路の境界に設けてあった土留め壁に縦約2~3mの亀裂が入って、ハの字状に裂けていた。その亀裂部分を通じて、道路側から建設現場に向かって土砂が流れ込んでいた。陥没との関連を詳しく調べる」と説明しているが、土留め壁の工法など詳細は不明だ。

 工事を請け負っている建設会社の丸二(東京都武蔵野市)は日経クロステックの取材に対して、「現場の状況を確認中のため、工事内容など詳細については回答を差し控える」とした。警視庁武蔵野署は復旧作業の完了後、事故が発生した原因の調査を進めるとしている。