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 高松コンストラクショングループ(TCG)は2022年4月1日、グループのガバナンス強化などを目的に組織を再編した。孫会社だったみらい建設工業(東京・港)と東興ジオテック(東京・中央)、タカマツハウス(東京・渋谷)の3社をTCGの子会社とした。これまでグループの中核を担ってきた子会社の高松建設(大阪市)と青木あすなろ建設(東京・千代田)に、これらの3社を加えて主要5社と位置付け、さらなる事業の拡大を目指す。

高松コンストラクショングループの再編前後の組織図。主要な孫会社を子会社化するなどの改革を実施した(資料:高松コンストラクショングループ)
高松コンストラクショングループの再編前後の組織図。主要な孫会社を子会社化するなどの改革を実施した(資料:高松コンストラクショングループ)
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 純粋持ち株会社であるTCGの子会社はこれまで、事業持ち株会社の高松建設と青木あすなろ建設、そして海外子会社のTCG USAだった。再編により、高松建設の子会社だったタカマツハウス、青木あすなろ建設の子会社だったマリコン(海洋土木会社)のみらい建設工業、法面(のりめん)工事や地盤改良などを得意とする東興ジオテックの計3社がTCGの子会社となった。

 事業規模がある程度大きい孫会社の子会社化によって、ガバナンスの強化に加え、事業持ち株会社の負担軽減を狙う。

 TCG事業推進本部コーポレートコミュニケーション部の白神和仁部長は再編の意図について「持ち株会社としてグループの管理や監督、事業ポートフォリオ戦略の作成などを担うTCGと、事業に関する意思決定や執行を担当する高松建設などの事業会社の役割分担を明確にする必要があると考えた」と説明する。