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 1位大阪市、2位京都市、3位福岡市――。森記念財団都市戦略研究所(東京・港)による「日本の都市特性評価2022」の総合順位だ。前回調査で京都市を抜いた大阪市は、経済力の強さ、交通における関西地方の中心地であることなどで評価が高く、首位をキープした。

合計スコア上位3位の都市の特徴(資料:森記念財団)
合計スコア上位3位の都市の特徴(資料:森記念財団)
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 都市戦略研究所は2008年から世界の主要都市を対象とする「世界の都市総合力ランキング」を発表している。18年からは国内都市のみを対象に「都市特性」を調査してきた。22年の調査対象は国内の政令市と県庁所在地、人口17万人以上の計138都市および東京23区だ。

 都市戦略研究所は22年7月25日、会見を開き、森記念財団の業務担当理事で、調査の運営委員会委員長を務めた市川宏雄・明治大学名誉教授が成果を発表した。市川理事は「少子高齢化など日本の社会問題がある中で、各都市がどのような強みを持てばいいか、という課題がある。そのためには弱みを知っておく必要がある。この2点を見ながら、これからの都市がどうあるべきかを考えるために評価を続けている」と説明した。

 調査は、「経済・ビジネス」「研究・開発」「文化・交流」「生活・居住」「環境」「交通・アクセス」の6分野について、26グループ、86項目の指標を使って評価。アンケート調査などの定性データも用い分野別スコアと合計スコアを算出した。

森記念財団都市戦略研究所が実施した調査「日本の都市特性評価 2022」で評価に用いた、6分野と26グループ、86項目の指標一覧(資料:森記念財団)
森記念財団都市戦略研究所が実施した調査「日本の都市特性評価 2022」で評価に用いた、6分野と26グループ、86項目の指標一覧(資料:森記念財団)
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