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 東急不動産とアクセンチュアは、デジタル技術を活用したマンション販売で協業する。まずは2022年度中に、東急不動産の分譲マンションブランド「BRANZ(ブランズ)」の都内4物件でデジタルツインを構築する。

2022年10月中旬に販売予定の「ブランズ三鷹」のデジタルツイン(出所:東急不動産、アクセンチュア)
2022年10月中旬に販売予定の「ブランズ三鷹」のデジタルツイン(出所:東急不動産、アクセンチュア)
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 デジタルツインの構築に当たっては、東急不動産がアクセンチュアに平面図や立面図などを提供。CG技術を持つ同社の組織「アクセンチュア ソング」が主導し、提供図面を基に3次元モデルを作成。外壁や床、家具などの小物までつくり込む。室内のウオークスルー機能なども付加する。

 協業の狙いは顧客体験(カスタマーエクスペリエンス、CX)の向上だ。顧客はデジタルツインを使って、内装デザインや家具のレイアウト、部屋の位置による景色の見え方の違い、時間帯に応じた採光の変化などをシミュレーションできる。モデルルームの内覧では確認が難しかった項目も簡単にチェック可能だ。

 「マンション販売モデルのDX(デジタルトランスフォーメーション)で、経費を圧縮することも狙いの1つ。マンションギャラリーを用いた従来の販売モデルはコストがかさむのが課題だった」。東急不動産住宅事業ユニットCX推進部DX推進グループの風見賢一グループリーダーはこう話す。