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 LINEは2019年4月17日、モバイル決済サービス「LINE Pay」について都内で記者発表会を開き、利用金額の実質最大20%を還元するキャンペーンやLINE Payの決済に特化した「LINE Payアプリ」を発表した(写真1)。

写真1●LINE Payが平成最後の20%還元や専用アプリを発表
写真1●LINE Payが平成最後の20%還元や専用アプリを発表
(撮影:山口 健太、以下同じ)
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 「平成最後」と位置付ける還元キャンペーンは4月18日から30日まで実施する。LINE Payの決済専用アプリはAndroid版を即日リリースし、iOS版も近日中に提供する。

LINE Payの国内登録ユーザーは3200万人

 発表会にはLINE Payの長福久弘取締役COO(最高執行責任者)が登壇した(写真2)。「平成を振り返ると、電子マネーやおサイフケータイが普及した。令和の時代にはキャッシュレスが当たり前になり、お金のあり方を変えるだろう」と語った。

写真2●LINE Payの長福久弘取締役COO
写真2●LINE Payの長福久弘取締役COO
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 LINE Payの国内登録ユーザー数は3200万人で「ナンバーワンと自負している」(長福COO)。2019年の目標としてはグローバルで1000万アクティブユーザーを掲げた。

 LINE Pay展開の核となるキャンペーンとして同社は毎月後半に「Payトク」を提供してきた。キャンペーンの結果、2018年5月から2019年3月までにコード支払いの利用者は21倍(2110%)になったという(写真3)。

写真3●Payトク効果でコード支払いの利用者は21倍に
写真3●Payトク効果でコード支払いの利用者は21倍に
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