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 料金プランはNTTドコモの「docomo in Car Connect」という専用プランが適用される。面白いのはその契約方法だ。1日で550円(税込み、以下同)、30日で1650円、365日で1万3200円の3つの料金プランが用意されており、使い方によって契約を変えられるのは便利だ。1年で契約しても、1カ月当たり1100円で済む。事務手数料や解約違約金もないため、たまにしか車に乗らない人でも使いやすい。

 ただし、付属のSIMカード(同製品ではUIMカードと呼ぶ)が利用できるのは、利用開始から2年間のみ。2年おきに、更新用のSIMカード「UIM-100」(実売価格は5500円)を購入する必要がある。DCT-WR100Dを全く使わない場合でも、2年に1度はこのSIMカードの維持費がかかる。月々230円程度なので微々たるものだが、最低でもこの維持費がかかることは頭に入れておいた方がよいだろう。

 また、この製品を利用できるのは自動車の車内に限られる。電源はシガーソケットからの給電になるうえに、車内で利用しているかどうかを検知する機能を備える。「エンジン始動後から30分間」「走行中」「停止から60分間」のいずれかの状況に該当する場合のみ利用できる制限がかけられている。

電源はシガーソケットから給電する。本体の電源端子は独自タイプ。移動を検知し、自動車で利用しているときのみルーターを利用できるという
電源はシガーソケットから給電する。本体の電源端子は独自タイプ。移動を検知し、自動車で利用しているときのみルーターを利用できるという
(写真はスタジオキャスパー)
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 車内の設置方法にも制約がある。上述の検知機能のためか、進行方向に向かって水平か垂直になるように本体を設置しなければならない。誤差はプラスマイナス20度と余裕があるため、ダッシュボードの上や内部、グローブボックスの内部や座席の下部など、設置できる場所は多いだろう。シガーソケットのケーブルは長いので、シガーソケットから遠い場所にも設置しやすい。ドライブレコーダーを取り付けたことがある人なら、誰でも設置できそうだ。

本体サイズは幅91.5×奥行き44.5×高さ16mmと小型で邪魔にならない。走行状態を検知するため、設置方法には制約がある
本体サイズは幅91.5×奥行き44.5×高さ16mmと小型で邪魔にならない。走行状態を検知するため、設置方法には制約がある
(写真は筆者)
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 Webブラウザーで設定画面を開くと、ルーターの各種設定や接続状況を確認できる。この画面がパソコン用のものしか用意されておらず、スマホで閲覧するのは不便だった。ただ、設定はSSIDや暗号キーなど簡易的なものしかないうえに、接続状況はページ右上でアイコン表示されるので確認しやすい。