キーボードは1000円前後の安価な製品から数万円以上の高価格帯製品まである。東プレの「REALFORCE」シリーズは高価格帯のキーボードの代表格で、静電容量無接点方式による優れたキータッチや高い耐久性などから人気が高い。最新モデルの「R3キーボード」は従来モデルからデザインを一新し、新たに無線接続対応モデルを用意。専用ソフトウエアでキーマップをカスタマイズできるなど、使い勝手の良さも魅力だ。東プレの公式オンラインショップでの販売価格は2万3980円から3万4980円(税込み、以下同)となっている。
R3キーボードは2022年1月17日時点で20モデルあり、いずれも日本語配列だ。今回は無線接続対応の2モデル、テンキーレスの「R3HC22」とフルキーボードの「R3HA31」をテストした。どちらもBluetooth 5.0による無線接続とUSB 2.0による有線接続の両方に対応している。バッテリーは単3形乾電池2本を使用する。
従来モデルのR2キーボードから大きく変わったのは、まずデザインだ。業務用キーボードのような角張ったデザインから、角に丸みがある柔らかい印象のデザインになった。好みが分かれるところだが、自宅で使うならR3キーボードの方が部屋になじみそうだ。
R3HC22とR3HA31はどちらも無線接続と有線接続の両方に対応したモデルなので、電源ボタンとUSB Type-Cコネクター、電池ボックスがついている。接続用のUSBケーブルが付属する。