カメラ機能にこだわったスマートフォンは多いが、中でも強いこだわりを感じられるのがドイツの高級カメラメーカー、Leica Camera(ライカカメラ、以下ライカ)監修のAndroidスマートフォン「Leitz Phone 2(ライツフォン ツー)」だ。特徴はライカのカメラのように印象的な写真を簡単に撮影できることと、高級感のあるデザインだ。シャープが開発・製造し、ソフトバンクが販売している。
本体で目立つのは、背面にある大きなカメラユニットだ。イメージセンサーのサイズは1型で、スマートフォンとしてはかなり大きい。例えばソニーの「サイバーショット RX100」シリーズなど、コンパクトデジタルカメラの高級モデルが搭載しているものと同等だ。多くのスマートフォンは1/2.55型や1/1.31型といったサイズのセンサーを搭載している。1型センサーの面積はそれらの数倍になるので、より多くの光を⼀度に取り込むことができ、画質⾯で有利になる。
レンズの焦点距離は35mm判換算で超広角寄りの19mm相当、明るさはF1.9となっている。製品には専用のレンズキャップが付属し、マグネットで固定するようになっている。このレンズキャップはアルミ製でライカのロゴが彫り込まれており、高級感がある。本体には専用のシリコン製ケースが付属する。このケースを付けた状態でもレンズキャップを取り付けられる。