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 あと1画面を増やしたい場合は、USB接続のディスプレーアダプターが便利だ。USB端子からHDMIやディスプレーポートの映像出力端子に変換し、映像を出力できる。製品数は多く、1万円以下で購入できる。USB接続のディスプレーアダプターはパソコンに複数台を接続できるので、3画面以上のマルチディスプレーの構築も容易だ。

 ディスプレーアダプターの場合も、USBタイプCの製品には注意が必要だ。市場では、パソコンのUSBタイプC端子のオルタネートモードを使い、映像出力端子に変換するケーブルやアダプターも多く売られている。これらは1000~2000円程度と安価だが、変換ケーブルとしてしか利用できない。オルタネートモードに対応するUSB端子を持つパソコンでも、その端子は1つのみが多く、その場合は1画面しか増やせない。

 また、前述のドッキングステーションが搭載するグラフィックスチップやUSB接続のディスプレーアダプターは「HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)」と呼ばれる著作権保護技術に対応していない場合が大半だ。動画配信サイトやブルーレイ・ディスクなどの再生ができない場合があるので、注意しよう。

ディスプレーアダプターの例。アイ・オー・データ機器の「USB-RGB3/H」は、USB端子からHDMI端子に出力する機器だ。1つのパソコンに最大6台まで接続できるので、5画面以上の環境も構築できる。量販店サイトの実勢価格は6830円(税込み)
ディスプレーアダプターの例。アイ・オー・データ機器の「USB-RGB3/H」は、USB端子からHDMI端子に出力する機器だ。1つのパソコンに最大6台まで接続できるので、5画面以上の環境も構築できる。量販店サイトの実勢価格は6830円(税込み)
(出所:アイ・オー・データ機器)
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