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 2010~2012年ごろと変わらず今も、CPUはIntelと米Advanced Micro Devices(アドバンスト・マイクロ・デバイス、AMD)が2大勢力である。当時はIntelが優勢だったが、最近はAMDが押している。AMDが2020年秋に発売した「Ryzen 5000シリーズ」のCPUは、1コア当たりの性能がIntel製品を超えると評され、自作パソコンユーザーなどの注目を集めている。一方、Intelは「第11世代Coreシリーズ」で巻き返しを図ろうとしている。

 IntelとAMDはともに、CPUによってグラフィックス機能の有無が異なる。グラフィックス機能を搭載しないCPUなら、別途グラフィックスボードが必要となる。ただし、拡張スロットとして2021年2月時点でも「PCI Express」が使われているので、手持ちのパソコンからPCI Express接続のグラフィックスボードを差し替えてそのまま流用できる可能性はある。

 もっとも3Dグラフィックスを駆使するゲームをしたり、VR(仮想現実)動画を視聴したりしないなら、グラフィックスボードは不要だ。グラフィックスボードが古いままでもよい。ただ、グラフィックスボードが古すぎると、Windows 10用のデバイスドライバーが存在しない恐れがあるので注意したい。

 CPUクーラーの付属の有無は、CPUによって異なる。CPUクーラーが付属しない場合は、別途用意する。

 CPUによって、挿せるCPUソケットが異なるので、マザーボードはCPUに合わせて選ぶ。IntelのCPUソケットは、第10世代Coreシリーズから「LGA1200」というソケットに切り替わっているが、「LGA1151」というソケットを搭載する旧世代の製品も販売されているので間違わないようにしよう。AMDは長らく「Socket AM4」というCPUソケットを使っているが、こちらもマザーボードが搭載するチップセットによって対応するCPUが異なるので気を付けたい。マザーボードのサイズは、2010~2012年ごろと同様に「ATX」「microATX」「MiniITX」から選べる。

交換用パーツとして購入した米Advanced Micro Devices(アドバンスト・マイクロ・デバイス、AMD)のCPU「Ryzen 5 5600X」
交換用パーツとして購入した米Advanced Micro Devices(アドバンスト・マイクロ・デバイス、AMD)のCPU「Ryzen 5 5600X」
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