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 メモリーはマザーボードに合わせて選ぼう。2010~2012年ごろは「DDR3メモリー」が主流だったが、近年はその後継となる「DDR4メモリー」が主流だ。搭載できるメモリーの枚数や容量、速度はCPUやマザーボードによって異なるため、適合する製品を購入すればよい。

 PCケースも引き続きATX、microATX、MiniITXの3種類が主流だ。また、2010~2012年ごろのPCケースは、最新のCPUよりも発熱が高い「Pentium D」などに適合する設計の製品が多く、冷却面も十分であるとみられる。電源ユニットは容量次第だが、グラフィックスボードが無ければ、500Wもあれば十分足りるとされている。ただし、最新の電源ユニットは当時の製品より電源の変換効率が良い。省電力を目指すなら電源ユニットの交換をお勧めする。

 HDDは2010~2012年ごろと同じ「Serial ATA端子」を使うため、そのまま流用できる。OSはWindows 10であれば、新しいパソコンにそのまま引き継げるので、ほとんどの場合で再インストールは不要だ。ライセンスの更新が必要となる場合でも、オンラインで対応できる。

自作パソコンの内部。PCケースや電源ユニット、HDDは以前のパソコンから流用できる。CPUとマザーボード、メモリーを交換すれば、最新のパソコンに変身する
自作パソコンの内部。PCケースや電源ユニット、HDDは以前のパソコンから流用できる。CPUとマザーボード、メモリーを交換すれば、最新のパソコンに変身する
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 HDDは流用できるので必須ではないが、今ならSSDを搭載したいところだ。SSDは転送が高速な「M.2端子」に接続する基板タイプと、HDDと同じSerial ATA端子に接続する2.5インチタイプがある。CPUやマザーボードを一緒に買うのであれば、基板タイプのSSDを選びたい。

 基板タイプのSSDの端子はM.2の1種類だが、接続タイプは「NVMe」と「Serial ATA」の2種類がある。転送が高速なNVMeをお薦めする。また、Intelの第11世代CoreシリーズかAMDの「3000シリーズ」以降のCPUを搭載し、「PCI Express 4.0」接続に対応したM.2端子を持つマザーボード、基板タイプのSSDを組み合わせた場合、シーケンシャル読み出しが毎秒7ギガバイトの転送速度が出る場合もある。

交換用パーツとして購入した米Western Digital(ウエスタンデジタル)のSSD「WD BLACK SN850シリーズ 1TB NVMe(WDS100T1X0E)」のパッケージ。「M.2端子」に対応する基板タイプのSSDが主流だ
交換用パーツとして購入した米Western Digital(ウエスタンデジタル)のSSD「WD BLACK SN850シリーズ 1TB NVMe(WDS100T1X0E)」のパッケージ。「M.2端子」に対応する基板タイプのSSDが主流だ
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