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 Mirabookとスマホを接続すると、スマホで動作中のアプリや表示中のWebページなどがそのままMirabookのデスクトップ画面上に展開され、スマホでの作業内容を引き継げる。アプリによってはデスクトップモード用の画面表示機能を備えており、パソコンのWindowsアプリのように操作できる。

 携帯電話やWi-Fi、Bluetoothの通信はスマホ側で行うため、インターネット接続や周辺機器との接続も、面倒な設定なしに利用できるのは楽だ。Mirabookのデスクトップ画面上ではスマホのアプリを並べて表示できるので、資料を参照しながら文字を入力するといった作業がしやすい。処理が重いゲームアプリもデスクトップ画面上で動作した。スマホに届いた通知もデスクトップ画面に表示される。

 デスクトップモードの処理速度はスマホの性能に依存する。Galaxy S9の場合はかなり軽快に動作しており、Microsoft Wordで文章を編集しつつゲームを動かしてもストレスを感じなかった。また、Mirabookに接続している間はスマホの音声がMirabookのスピーカーから再生されるため、動画鑑賞や音楽鑑賞にも活用しやすい。

Mirabookはスマホの設定をそのまま引き継ぐため、後述する日本語入力の設定以外は面倒な初期設定が不要だった
Mirabookはスマホの設定をそのまま引き継ぐため、後述する日本語入力の設定以外は面倒な初期設定が不要だった
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 Mirabookの外装素材はアルミニウムで、きょう体の質感はかなりよい。表面加工が優れているのか指紋が付きにくかった。搭載するディスプレーのサイズや解像度は十分で、小さい文字やアイコンも認識しやすい。画面の表面処理は非光沢で、周囲の映り込みが気になるようなことはない。画面の視野角も広いので、横から見たときの色の変化もほとんどない。ただし、色は若干青みが強いと感じた。

 残念なのは画面のタッチ操作に非対応という点。デスクトップ画面に展開したスマホのアプリはタッチパッドで操作できるが、タッチパネルと比べると操作しにくい。スマホのアプリを中心に動かすのであれば、タッチパネルが欲しいところだ。

 Mirabookは側面にUSB Type-C、USB Type-A×2、3.5ミリのオーディオジャック、microSDカードスロット、HDMIといった各種端子を備えており、スマホから利用できる。HDMI端子は画面の複製出力のみに対応する。大型テレビに接続しての動画視聴や、会議室のプロジェクターに接続してのプレゼンテーション利用など、いろいろな用途で活用できそうだ。