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 本体底面にもUSB Type-C端子を備える。こちらはスマホと接続するために使う専用ケーブル用の端子だ。この端子は、USB端子の信号線でHDMIやDisplayPort(ディスプレーポート)などの映像信号を伝送できる「オルタネートモード」による映像入力、キーボードとの接続、USB PDによる電源出力などの機能を持つとみられる。これらの機能に対応する機器であれば、スマホでなくてもMirabookの各機能を利用できるのは面白い。

 試しにUSBのオルタネートモードに対応したWindowsパソコンを接続したところ、Mirabookをサブディスプレーとして認識し、マルチディスプレー環境を利用できた。キーボードやタッチパッド、各種端子も利用可能だった。Windowsパソコンだけでなく、米Appleのタブレット端末「iPad Pro」や任天堂のゲーム機「Nintendo Switch」でもMirabookのディスプレーやキーボード、USB端子などを利用可能だった。

 Mirabookはバッテリーを搭載しており、仕様では10時間の連続稼働が可能としている。利用中は接続したスマホを充電できるので、スマホのバッテリー切れを心配する必要がないのは便利だ。本体側面のUSB Type-C端子は充電端子を兼ねており、USB PD対応の電源アダプターを接続すると本体のバッテリーを充電できる。

 充電は速く、完全にバッテリーが切れた状態から2時間もかからず満充電になった。充電状況はキーボード右上にあるLEDの点灯で確認でき、画面表示中はキーボードのバッテリーキーを押すと画面に電池残量が表示されるのでバッテリー残量を確認しやすい。ただし、完全にバッテリーが無くなったときに画面は点灯せず、残量を確認する手段がないのは少々不便だった。

キーボードのバッテリーキーを押すと、Mirabookのバッテリーの残量を画面に表示する
キーボードのバッテリーキーを押すと、Mirabookのバッテリーの残量を画面に表示する
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 キーボードはキーピッチが19ミリメートル(実測値)と広く、キーストロークが1.5ミリ(同)あるため、打ち心地はかなりよい。キーボードには日本語の刻印があるものの、配列は英語キーボードと同じ。「Enter」キー付近の配列が日本語のキーボードと若干異なるのは違和感を覚える。また、Mirabookのキーボードから日本語を入力するには、事前にスマホの入力設定の変更が必要になる。設定は1度すれば問題ないが、手順が多く面倒だと感じた。

 タッチパッドは面積が大きく、指の追従もよいため操作しやすい。ボタンもクリック感があり、MacBookのそれに似ている。2本指での操作にも対応しており、スクロールやピンチイン、ピンチアウトも可能だった。キーボードやタッチパッドに関しては、パソコンとほとんど変わらない感覚だ。

キーボードは日本語の印字がある。Enterキー付近のキー配列を除けばキー配列に癖はなく、慣れやすい。キーピッチやストロークが確保されていて打ちやすい
キーボードは日本語の印字がある。Enterキー付近のキー配列を除けばキー配列に癖はなく、慣れやすい。キーピッチやストロークが確保されていて打ちやすい
(写真撮影:スタジオキャスパー)
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