4月に始まった新生活を機に、部屋のイメージを変えてみたい人も多いだろう。そうしたニーズをばっちり満たしそうなハイレゾ対応のワイヤレススピーカーが登場した。ソニーが2019年3月16日に発売した「グラスサウンドスピーカー LSPX-S2(以下、LSPX-S2)」である。
ランプのような形で、内部のLEDが光って部屋をおしゃれに演出する。BluetoothとWi-Fiを搭載し、スマートフォンやパソコンなどと接続してワイヤレスで音楽を鳴らせる。税込みの実売価格は4万2000円前後である。
ゆらゆら光る、ランプのようなスピーカー
特徴はやはり、目を引くランプ形のデザインだ。台座の上に細長い有機ガラス(アクリル樹脂)の管が付いている。家の中のどこに置いても、その場をおしゃれな空間に変えてくれるだろう。
台座は金属製で色は落ち着いたゴールド。表面にザラっとした質感があり、手触りがいい。底の茶色い部分はファブリックだ。重さは1.1キログラムで、手に持つと台座部分がずっしりと重く、置いたときに安定感がある。ちょっと触れた程度では倒れない。ペットに倒されないか心配な人でも安心できそうだ。
有機ガラス管の内部にはLEDとその光を拡散するレンズを内蔵していて、照明としての実用性もある。色は温かみのある暖色系で、明るさを32段階で変えられる。ろうそくの炎のようにゆらゆらと光らせる「キャンドルライトモード」も搭載する。
枕元に置けば、読書灯として使えるだろう。スリープタイマーを搭載しているので、電源オンのまま寝てしまってもいい。キャンドルライトモードにすると、ろうそくのように明るさが揺らめいて、良い雰囲気を演出してくれる。ダイニングテーブルなどに置けば、部屋がおしゃれなレストランのようになる。