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 新学年を迎え、子ども専用のスマホを持たせる「スマホデビュー」の季節がやってきた。スマホのOSが備える「フィルタリング設定」によって不適切なサイトやアプリを利用できないようにブロックしてからスマホを渡した親も多いだろう。

 携帯電話会社もフィルタリングのサービスを提供している。携帯電話会社のサービスは利用できるアプリを年齢で分けている。例えばNTTドコモとKDDI(au)の「あんしんフィルター」のAndroid版では、LINEやTwitter、写真共有SNS(交流サイト)のInstagram(インスタ)などの人気SNSは利用可能な「ホワイトリスト」に入れない限り、高校生までは利用制限がかかる。これは比較的厳しい制限といえる。LINEは12歳以上を、TwitterとInstagramは13歳以上をそれぞれ利用対象に入れているからだ。

 しかし子どもが「友達とLINEで連絡を取りたい」「友達との付き合いでSNSを使いたい」というので、SNSアプリをホワイトリストに入れて許可している親が多いようである。一般的な子どもの利用実態やニーズを考えると、許可せざるを得ないだろう。ただしSNSのDM(ダイレクトメッセージ)機能に注意すべきだ。

 TwitterやInstagramはメイン機能の「投稿」以外にDM機能があり、ユーザー間でメッセージを送り合える。ところが親のアカウントで子どものDMの内容を見ることはできない。大人世代にとってメッセージを送るといえばメールやLINEだが、子どもはTwitterやInstagramのDMをよく利用する。

TwitterのDM(ダイレクトメッセージ)画面の例
TwitterのDM(ダイレクトメッセージ)画面の例
(出所:筆者)
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