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充電に必要なのは「体力と脚力」と知る

 1分19秒でバッテリー残量が1%増えたときには「この調子なら100%までいけるな」と思っていた。しかし、こぎ続けていくうちに100%への道のりは意外と長いことに気付いた。

 自転車を十数分こいでもさほど疲れないのに、なぜ発電機だと疲れるのか? 思い至ったのは、自転車の場合は慣性を利用して移動している時間、つまり足に負荷がかからない時間が長い。一方パワーボックスの場合は、毎秒1.5回転でペダルをこぎ続けなければ発電されない。この違いが、普通に自転車をこぐよりも疲れる理由だ。

 結局、バッテリー残量が17%になったところで、足の疲労が限界に達してギブアップ。日頃から運動をしていない体でペダルをこぎ続けるのには無理がある。途中で休んだ時間も含めると、2%から17%になるまでにかかった時間はおよそ35分。平均すると1%増やすのに2分20秒かかったことになる。残量ゼロからフル充電なら4時間弱かかる計算だ。

1秒あたり1.5回転のペースでずっとペダルをこぎ続けないと充電されないという仕様は結構キツイ
1秒あたり1.5回転のペースでずっとペダルをこぎ続けないと充電されないという仕様は結構キツイ
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 こげばこいだ分、スマートフォンのバッテリー残量が増えていく。体にたまっているエネルギーを、どんどん電力に変えていく感覚が徐々に心地よくなってくる……かどうかは個人差があるだろうが、一家に1台あってもいい製品だと思う。「スマートフォンの充電には、必ずパワーボックスを使う」と決めておけば、ダイエット効果は相当なものになるはずだ。

もう無理だ……俺のエネルギーがiPhoneに吸い取られた。自力で発電するって、こんなに大変だったのか
もう無理だ……俺のエネルギーがiPhoneに吸い取られた。自力で発電するって、こんなに大変だったのか
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