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 専用スマホアプリでは、ネットワークプリント、netprintとも、画面上でファイルを選択しアップロードする。他のアプリでファイルを開いた後、共有機能を利用して専用スマホアプリにファイルをコピーしアップロードすることも可能だ。netprintのアプリは、会員登録あり「netprint」と会員登録無しの「かんたんnetprint」の2種類が提供されている。

右がネットワークプリントのスマホアプリ。他のアプリで文書ファイルを開いた後、インテント機能でネットワークプリントアプリにコピーして登録する
右がネットワークプリントのスマホアプリ。他のアプリで文書ファイルを開いた後、インテント機能でネットワークプリントアプリにコピーして登録する
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 アップロードできるファイルのサイズは、ネットワークプリント、netprintとも、1ファイル当たり10Mバイトまで。「巨大なファイルを送信して、コンビニの回線をひっ迫させるわけにはいかない」(シャープマーケティングジャパン ビジネスソリューション社の黒木敏博パブリックプリント営業部部長)という事情がある。

 アップロードしたあとの流れは、シャープ(ネットワークプリント)と富士ゼロックス(netprint)で異なる。シャープのマルチコピー機では、会員登録時に発行された「ユーザー番号」または「ユーザーID+パスワード」を入力し、一覧表示されるアップロード済みファイルを選択する。富士ゼロックスの場合は、アップロードしたファイルごとに発行される「プリント予約番号」を入力する。

 ビジネスで利用するには、セキュリティーや管理が気になるところだ。この点をシャープに聞いたところ、「コンビニとクラウドサービスを閉域網でつないでいる。マイナンバーカードを使った行政サービスに使われている実績もある」(シャープの中井康博ビジネスソリューション事業本部オフィスソリューション事業部マーケット開発部課長)と回答した。

 シャープと富士ゼロックスはどちらも、管理機能を付加した法人向けクラウドサービスも提供している。クラウドにアップロードされたファイル名、プリントした店舗名、利用者名、プリント回数などを一元管理できるほか、プリント料金を月末締めの一括払いにできる。シャープは「ネットワークプリント for Biz」、富士ゼロックスは「ネットプリントサービス for business」の名称だ。