「情報商材」や「裏バイト」にうかつにかかわらない
子どもたちはSNS内で自分に危険が及ぶとは考えていないだろう。しかし相手は中学生や高校生だからといって手加減しない。副業の勧誘はYouTubeやInstagram、LINEでも受けることがある。「情報商材」とは何かを含めて、子どもに一度話しておくとよい。
高校生や大学生は、振り込め詐欺で現金をだまし取る「受け子」や強盗など、高額報酬に釣られて違法行為の募集に引っかかってしまうこともある。極端な例だが2020年1月には16~17歳の少年3人と21歳の男が殺人未遂の疑いで逮捕される事件が起きた。Twitterを通じて募集された報酬100万円の強盗に少年らは応じたという。
こうした違法あるいは違法かどうかグレーゾーンの高額報酬アルバイトを「裏バイト」と呼ぶ。新型コロナウイルスにより社会が大きく揺れるなか、募集が増えていると聞く。うかつに関わらないよう子どもに注意してもらいたい。
ITライター・スマホ安全アドバイザー