全4516文字
PR

 コンセントは4個ある。電源周波数は東日本の50ヘルツと西日本の60ヘルツをボタンで切り替える仕組みだ。一方の周波数にしか対応していない家電製品でも利用できるのは便利だろう。電力の出力波形は家庭用コンセントと同じ正弦波なので、安定した電圧で利用できるという。

 コンセントの最大出力は最大500ワットだ。小型のデスクトップパソコンやディスプレー、テレビ、小型冷蔵庫、扇風機、小型電気毛布、小型炊飯器などの多くは動作するだろう。ただしドライヤーや電子レンジ、ホットプレートなどは出力が1000ワットを超える製品が多く、Anker 535の利用は難しい。

 試しにノートパソコンをUSB PD端子に、27型の液晶ディスプレーをコンセントに接続したところ、問題なく動作した。本体のディスプレーを確認すると、消費電力は合計35~50ワットだった。バッテリー残量が33%の時点で残り利用時間は3.7時間と表示されていた。従って、ノートパソコンとディスプレーの組み合わせでは10時間程度使い続けることができそうだ。

 コンセントの出力が500ワットを超えると自動的に電源をオフにする安全機能を備える。実際に600ワット程度の負荷をかけてみたところ、しばらく動作した後にコンセントが自動でオフになった。知らぬ間に高負荷をかけても自動的に停止するのは安心だ。

 本体のディスプレー表示によると、コンセント自体の待機電力は4ワット程度あった。ただしスイッチでコンセントをオフにできるほか、コンセントを利用していないときに自動的に電源をオフにする「パワーセービングモード」も備えており、待機電力によるバッテリー消費を抑えやすい。パワーセービングモードは、コンセント下部にあるスイッチで簡単に設定できる。

コンセントは4個搭載しており、合計500ワットまで利用できる。コンセント同士の間隔を十分確保してあるので、ケーブルやACアダプターが干渉するケースは少ないだろう
コンセントは4個搭載しており、合計500ワットまで利用できる。コンセント同士の間隔を十分確保してあるので、ケーブルやACアダプターが干渉するケースは少ないだろう
[画像のクリックで拡大表示]