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仕事関係者とLINEでつながらないようにする

 緊急時に備え、個人所有のスマートフォンに上司や同僚、場合によっては取引先担当者の電話番号をアドレス帳に保存しているケースがある。そんなスマートフォンでLINEを始めると、既にLINEを使っている相手のアカウントと「友だち」としてつながってしまう。プライベート専用で使うつもりが、仕事の連絡がLINE経由で来るうっとうしい事態になりかねない。

 これはLINEのデフォルト設定によるもの。スマートフォンのアドレス帳から電話番号を読み取り、その番号にひも付いたLINEアカウントを自動で追加する設定になっている。ときどき、上司や同僚、取引先のアカウントが「知り合いかも」と表示されるのも、この設定のためだ。相手のスマートフォンのアドレス帳に自分の電話番号が登録されているとそうなる。

 LINEでコミュニケーションをする相手を限定したい場合は、自動的に友だち追加する設定をオフにするといい。具体的には、設定画面から「友だち」を選択し、「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」のスイッチをオフにする。前者は自分のスマートフォンのアドレス帳を基に友だちを自動追加するのを防ぐ。後者は、他人のアドレス帳に基づいて、自分が友だちに自動追加されるのを防ぐ設定だ。

「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」をオフにする
「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」をオフにする
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 ただし相手に既に友だち追加されている場合、こちらから取り消すことはできない。「ブロック」をすると相手とのコミュニケーションを絶てるが、メッセージが一切既読にならなくなるので相手に不審がられる恐れがある。それでもLINEでつながりたい相手を限定したいなら、相手に「誤ってつながってしまったがLINEは個人利用なので」と一言断ってブロックするといいだろう。

鈴木 朋子(すずき ともこ)
ITライター・スマホ安全アドバイザー
ソフトウエア開発会社のSEを経てフリーランスに。SNSやアプリなどスマートフォンを主軸にしたサービスを行っており、書籍や雑誌、Webに多くの記事を執筆。スマホネイティブと呼ばれる10代のIT文化に詳しい。All About(オールアバウト)iPhone・SNSガイドも務める。著作は『親子で学ぶ スマホとネットを安心に使う本』(技術評論社)、『今すぐ使えるかんたん文庫 LINE & Facebook & Twitter 基本&活用ワザ』(技術評論社)など20冊以上。