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デマの拡散に加担しないために

 シェアボタンをポチッとするだけで拡散できるSNSですが、シェアするだけでも名誉毀損やプライバシー侵害、業務妨害などで罪に問われる可能性は十分あります。そこで、デマの拡散に加担しないために、投稿が真実なのかを判断する方法をお伝えしましょう。

(1)投稿のリプライを確認する

 Twitterは投稿をタップすると、その投稿へのリプライが表示されます。パクツイや嘘松の可能性がある場合、リプライで指摘されていることがあります。また、投稿にリプライしていなくても、自分のアカウントで関連する情報をつぶやいていることがあります。Twitterの検索機能で、キーワードを検索して確認しましょう。

 Facebookでもコメント欄やシェアしている人の意見を読むことで、真偽がはっきりすることがあります。自分がシェアする前に、周囲の意見をしっかり確認することが大切です。

Twitterアプリの検索ボタンをタップし、キーワードを入力する
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(2)発信元のTwitterアカウントを確認する

 発信者のこれまでの投稿を確認することも大切です。プロフィールは女性なのに男性の発言と思われる投稿が混在していたり、国内に住んでいるはずなのに外国の風景写真があったりする場合は、パクツイを繰り返しているアカウントの可能性があります。

 パクツイアカウントは、フォロー数は少ないのにフォロワー数がやたら多いという特徴もあります。これはフォローすることでフォロー返しを受け、後からフォローを外すなどして人気アカウントを装っているためで、こうしたアカウントからフォローされても、フォロー返しするのは避けることをオススメします。

(3)画像検索で確認する

 前述のテレビ画面のテロップを加工した画像や、放たれたライオンの画像をデマと見抜くには、画像検索で出典元を確かめる方法があります。Google画像検索に画像をドロップすると、元の掲載元が表示されます。もし、元のサイトがニュースと関係のないサイトだった場合は、勝手に画像を転載している可能性があります。また、有名なフェイク画像の場合、検証したブログなどが出てくることもあるので、判断できますね。チェックのためにパソコンに保存した画像は念のため消しておきましょう。

Google画像検索は、検索欄に画像をドラッグアンドドロップすると検索できます
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 デマを見抜けるかどうか自信のない方は、「『#拡散希望』をシェアしない」ようにするだけでほぼ安全です。「釣り」投稿を行う人は拡散することが目的なので、このハッシュタグを付けることが多いのです。

 「#拡散希望」とハッシュタグがついた投稿には、ペットのもらい手探し、行方不明者の捜索、支援の要請などもあります。つい手伝いたくなりますが、シェアせずに行方を見守りましょう。というのは、拡散したころには既に解決していることも多々あり、止まらない申し出に本人が困っていることもあるからです。大地震の支援物資を訴えたアカウントが、拡散が止まらないために同じ物資ばかり送られ続けて困ってしまった事例もあります。投稿を目にした場合は、自分はシェアせずに、市役所への連絡などしかるべき手段で手助けを行うようにしたいですね。