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 ボタンへの機能割り当てには、Logi Boltに対応した専用アプリケーション「Logi Options+」を使う。従来のロジクール製品で使われていた「Logicool Options」というアプリケーションとは別である。

 Logi Options+ではボタンやホイール機能のカスタマイズ、解像度やポインターの速度設定、ペアリングしているデバイスの確認、ファームウエアの更新などができる。また、1つのマウスやキーボードを複数の機器間でシームレスに共有するための独自機能「Logi Flow」の設定も可能だ。

各ボタンに任意の機能を割り当てるなどきめ細かいカスタマイズが可能だ
各ボタンに任意の機能を割り当てるなどきめ細かいカスタマイズが可能だ
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利用アプリケーションに応じてボタンの機能を自動的に切り替える機能がある。画面の右上でアプリケーションのアイコンをクリックすると、そのアプリケーションに合わせて割り当てた機能が表示される。アプリケーションは自由に追加できる
利用アプリケーションに応じてボタンの機能を自動的に切り替える機能がある。画面の右上でアプリケーションのアイコンをクリックすると、そのアプリケーションに合わせて割り当てた機能が表示される。アプリケーションは自由に追加できる
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Teamsを選んだところ。ボタンに「マイクのミュート/ミュート解除」などを割り当てておけば、マウスカーソルを動かすことなく手元でミュートができるようになる
Teamsを選んだところ。ボタンに「マイクのミュート/ミュート解除」などを割り当てておけば、マウスカーソルを動かすことなく手元でミュートができるようになる
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 「MX MASTER 3S」は、クリック音が非常に静かで高精度の多機能マウスだ。ボタンやホイールの数が多いだけでなく、それらの機能を自由にカスタマイズして、自分の使い方にぴったり合ったポインティングデバイスに仕上げることができる。自宅やオフィスで周囲に迷惑をかけたくない人、精密な操作が必要な人、マウスをカスタマイズして作業効率を高めたい人にお薦めの製品だ。