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耳をしっかりとホールドするイヤーフック

 充電ケースからイヤホン本体を取り出すと、イヤーフックが存在感を示す。筆者の場合、AirPodsが耳からポロリと落ちることが多い(特に左耳)だけに、頼もしく感じられた。

 初めて装着してみたときはどうもしっくりとこなかったが、説明書を読んで解決した。フックの根本を指でつまんで耳にフィットするように曲げて調整しろとある。試行錯誤しているうちにベストポジションを見つけられた。

Powerbeats ProとAirPodsの比較
Powerbeats ProとAirPodsの比較
耳の穴にひっかけるだけのAirPods(右)と異なり、Powerbeats Pro(左)はイヤーフック付き。“落下不安症候群”を吹き飛ばしてくれる
(撮影:スタジオキャスパー)
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 イヤーフックの調整は最適な音質を得るためにも重要だ。最適な装着状態でないと、イヤピースが耳の穴にフィットしないからだ。これまで、インナーイヤー型イヤホンで最適な音質を得るためには「自分の耳にフィットするイヤーチップを見つけることがまず必要」とされてきたが、Powerbeats Proではそれにイヤーフックの調整が加わる。

 ただ1度ベストポジションに調整できれば、以後はスッと装着するだけでしっかりと耳に固定され、違和感を覚えることなく使い続けられる。

男性がPowerbeats Proを装着した様子
男性がPowerbeats Proを装着した様子
イヤーフックが耳をしっかりとホールドするため、運動をしてもずれない。ロゴマークの「b」がボタンになっており、再生/一時停止、トラック切り替え、着信応答が可能
(撮影:スタジオキャスパー)
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女性がPowerbeats Proを装着した様子
女性がPowerbeats Proを装着した様子
フックのかかりが浅く、はた目からは落下が心配になるが、「落ちる感じはしなかった」とは本人の弁
(撮影:山崎 潤一郎)
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 装着した状態でスポーツをイメージして首を振ってみたが、ちょっとやそっとでは落ちないと実感した。製品の情報ページで「一流のアスリートのために作られた」とうたっているだけある。これならサニブラウン・アブデル・ハキーム選手のように全力疾走しても、八村塁選手張りにダンクシュートを決めても大丈夫だろう。

 耳の構造を十分に考慮してデザインされたと思われる独特の本体形状もベストポジションを得るのに役立っているようだ。