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 閉じた姿はスマートフォンに似ているため、比較して「重い」と感じるのは仕方のないところだ。一方クラムシェルスタイルのデバイスとして考えれば、500~600gが主流のUMPCと比べてもはるかに軽い。

左側面にはヘッドホン/マイク端子とType-Cポートを搭載する
左側面にはヘッドホン/マイク端子とType-Cポートを搭載する
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右側面には電源ボタンとType-Cポートを備える
右側面には電源ボタンとType-Cポートを備える
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閉じた状態でも通知などを確認できる有機ELディスプレーがある
閉じた状態でも通知などを確認できる有機ELディスプレーがある
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 ノートPCを縮めたようなスタイルであるだけに、筆者としてはこんな軽いガジェットでメールやインターネットができてもいいの!? 電話もできるなんてスゴイ! という、今さら未来感すら抱いてしまう。

 液晶画面とキーボード部分は磁石でぴたっと着いており、簡単には開かないようになっている。キーボード部分をしっかりつかんだ状態で中央に親指を当て、上に開くとクラムシェルスタイルになる。ホーム画面は横方向で表示され、キーボードを使って文字を入力できるようになる。

開いた状態でヒンジの位置は固定されており、ディスプレーの角度は変更できない
開いた状態でヒンジの位置は固定されており、ディスプレーの角度は変更できない
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 この開いた状態を、筆者がホテルや展示会場でのリポート用に持ち込む「ThinkPad A485」(レノボ・ジャパン)や、前述のOneMix3などといったモバイルノートPCと比較してみると、その圧倒的な小ささに感動する。

 OneMix3は、Cosmo Communicator with HDMIよりも幅、奥行き、厚みのすべてで一回り大きい。ThinkPad A485は幅は2倍、液晶ディスプレーを開いた状態での奥行きは3倍近く、比較すべきではないレベルだ。

左はOneMix3。Cosmo Communicator with HDMIは一回り小さい
左はOneMix3。Cosmo Communicator with HDMIは一回り小さい
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Cosmo Communicator with HDMIの下にThinkPad A485を置いている。比較対象にするようなサイズではないのが分かる
Cosmo Communicator with HDMIの下にThinkPad A485を置いている。比較対象にするようなサイズではないのが分かる
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 サイズ感は6型スマートフォンに近いため、小さなバッグにも問題なく収納できる。6型スマートフォンよりやや重いものの、バッグに入れて持ち歩く分には違いをほとんど感じない。