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 米Streamsoft(ストリームソフト)の音楽配信アプリ「Artist Connection」にデモ音源が用意されているので、それをワイヤレスヘッドホンでそのまま聴いた。ステレオだと耳元から頭の中にかけて音が鳴っているように感じるが、360 Reality Audioの音源は耳の周囲から頭の中にかけて音が鳴っているように感じられる。開放感が少し高まった印象だ。

 音場が水平方向だけでなく、頭の周囲にまとわりつくように上下左右に広がる「面」で感じられる。様々な音が密集してにごったように聴こえていた音源が、すっきり聴きやすくなったように感じられるのも面白い。

360 Reality Audioの効果は、音楽配信アプリ「Artist Connection」で体験できる
360 Reality Audioの効果は、音楽配信アプリ「Artist Connection」で体験できる
(出所:アプリの画面を筆者がキャプチャー)
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 次に、360 Reality Audio認定機器で試してみた。使用したのはソニーのワイヤレスヘッドホン「WH-1000XM4」。認定機器では、ユーザーの耳に合わせて音場を最適化することで、一般のヘッドホンやイヤホンよりもリアルな臨場感が得られるようになるという。

 具体的には、ソニーのヘッドホン用アプリ「Sony | Headphones Connect」で両耳を撮影し、写真から解析した聴感特性のデータを使って360 Reality Audio対応アプリを最適化して再生する。

ユーザーに合わせて音響特性を最適化するため、まず耳を撮影する
ユーザーに合わせて音響特性を最適化するため、まず耳を撮影する
(出所:アプリの画面を筆者がキャプチャー)
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両耳を撮影すると、写真から聴感特性を解析する。30秒ほどかかる
両耳を撮影すると、写真から聴感特性を解析する。30秒ほどかかる
(出所:アプリの画面を筆者がキャプチャー)
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解析データを使って対応アプリを最適化すれば設定は完了だ
解析データを使って対応アプリを最適化すれば設定は完了だ
(出所:アプリの画面を筆者がキャプチャー)
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 アプリに最適化のための設定が用意されているので、その指示に従って自分の耳をスマホのカメラで撮影する。自撮りで耳を撮影するのは案外難しくて苦労したが、左右の耳を撮影して対応アプリを最適化した。