全2580文字
PR

 仕事に集中したいときは、静かな環境で音楽を聴いてリラックスしたいものだ。だがイヤホンで耳を塞いでも、パソコンの冷却ファンや空調の音は耳に入り込んでくる。さらに、集合住宅では隣の生活音が壁越しに伝わってきたり、自動車が通行する音や通行人の会話、鳥の鳴き声が窓越しに聞こえてきたりする。

 こうした環境音は自分でコントロールできないため、自宅に静かな環境を構築するのは容易ではない。そこで2021年6月に発売された、ノイズキャンセリング機能を持つソニーのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」(2021年9月2日時点の量販サイトの実売価格は税込み3万3000円、以下同条件の価格を記載)を購入し試した。

ソニーのノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」。写真の「ブラック」のほかに「プラチナシルバー」もある
ソニーのノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」。写真の「ブラック」のほかに「プラチナシルバー」もある
(写真はスタジオキャスパー、特記以外は以下同)
[画像のクリックで拡大表示]

 WF-1000XM4は、人気があった「WF-1000XM3」の後継機種である。ノイズキャンセリング機能を強化したほか、動作時間を長くして小型化した。さらに、水の飛まつから保護する「IPX4」相当の防滴性能も加わった。

 ノイズキャンセリング機能は、周囲の環境音をマイクで拾い、逆位相の音を生成して騒音を打ち消す仕組みだ。「アクティブノイズキャンセリング」と呼ぶ。似たような仕組みを持つノイズキャンセリングイヤホンとして、米Apple(アップル)の「AirPods Pro」(3万580円)や米Bose(ボーズ)の「QuietComfort Earbuds」(3万3000円)などがある。

 WF-1000XM4は2個のセンサー(マイク)を搭載し、業界最高クラスのノイズキャンセリング機能をうたう。WF-1000XM3より、高音域でのノイズキャンセリング性能を向上させたという。イヤーピースの素材に軟らかいポリウレタンフォームを使うことで、耳に密着させて遮音性を高めている。

1つのイヤホンに2つのマイクを搭載する。イヤーピースに軟らかい素材を利用しており、耳の中に密着する
1つのイヤホンに2つのマイクを搭載する。イヤーピースに軟らかい素材を利用しており、耳の中に密着する
[画像のクリックで拡大表示]