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 誰もが知っているあの企業、懐かしのあの製品には、実はこんな裏話があった――。日経パソコン2008年10月13日号に掲載した特集から、今でも話題にできそうなPC関連のウンチクを抜粋して紹介する。読者のみなさんはどれだけ知っているでしょうか。

※メーカー名や製品名、人物の肩書などは執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

「ノートパソコン」の名付け親はNEC

 いまやすっかり定着した「ノートパソコン」という呼び方。実はこの名付け親はNECだった。

 1989年にNECが初代98ノート「PC-9801N」を製品化した時のこと。先行して発売されていた東芝の「DynaBook」を見て、当時、パーソナルコンピュータ販売推進本部長だった高山由氏が「ユーザー自身が情報を蓄えて活用するのだから、ブックよりノートだろ!」と考え、「98ノート」という名称を付けた。

 当時、既に複数のメーカーが(今でいうところの)ノートパソコンを出していたものの、呼称は統一されていなかった。「ラップトップパソコン」と呼んだり、「ブックパソコン」と呼んだりしていた。98ノートを機に「ノートパソコン」という呼び名が広がったのである。