顔認証が超便利
背面と前面にカメラを搭載しているが、前面のカメラはWindows Helloの顔認証機能に対応している。自分の顔を登録すれば、あとはサインイン画面で自分の顔がカメラに映って認識されると、瞬時にサインインできる。パスワードを入力する手間がかからず、パスワードを盗み見られる心配も不要。両手がふさがっていてキーボードに触れられないような場合でもサインインできる。薄暗い取材現場でも試したが問題なく認識してくれた。快適なことこのうえない。
顔認証対応パソコンはだんだん増えてきたが、コンパクトで安価なSurface Goにも搭載されたことで、ますます普及が進みそうだ。
キーボードの打ち心地はまずまず
前述の通り、キーボード兼カバーのタイプカバーは別売だ。しかしこれがないとパソコンとして使いづらいので購入は必須と言える。タイプカバーは日本語キーボードが4色と英語キーボードが1色(黒)ある。日本語キーボードのうち、プラチナ、バーガンディ、コバルトブルーの3色は、スエード調の素材であるアルカンターラを使っていて手触りがいい。
キータッチはやや固めで、ストロークは思ったより深めに感じられる。日本語キーボードはスペースキーが短くなりがちだが、これは必要十分な長さが確保されているのは好印象だ。気になったのは「パコパコ」という打鍵音だ。Surface Goとの接続部分を折り曲げて角度を付けるとキーボードと机の間に隙間ができる。この結果打鍵音が机に反響して周囲に鳴り響いてしまい、周りに迷惑をかけていないかとちょっと心配になる。