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キーボード配列にデメリットを感じる

 バッテリー駆動時間は、体感上でも十分だと評価している。電源モードを「バッテリー節約モード」に設定すると、残り時間が7時間と表示された。

 一方でデメリットに感じたのはキーボード配列だ。筆者が入手したのは英語キーボードだったが、「-」キーの入力がFn+Iと特殊だったり、「,」や「.」キーが小さかったり、Altキーが右側だけだったりと、戸惑いを覚えてしまう配置が見られる。キーボードは、本来ならタッチタイプが可能なサイズだが、キーの配置が特殊であるために難しく感じる。筆者は本体を机上に置いて両手の人さし指で入力している。

 他の多くのノートPCのように、トラックパッドを搭載している点もGPD Pocketと違う点だ。ただしトラックパッドはセンシティブな印象があり、感度を低めにしても誤動作する場合がある。そのため筆者は長時間作業をする場合、マウスを利用している。小型のUMPCはノートPCのような入力環境を求めるべき端末ではない。ただGPD P2 MaxはノートPCに近いサイズと形状であるため、そのように感じてしまうのだろう。

GPD P2 Maxのキーボード
GPD P2 Maxのキーボード
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 UMPCは、可搬性の優れたデバイスだ。GPD以外の他メーカーも含め、多くの機種がリリースされて市場が広がることを期待したい。

伊藤 浩一(いとう こういち)
モバイル関連情報を紹介するブログ「伊藤浩一のモバイルライフ応援団」を主宰するブロガー。日本初のWindows Mobileスマートフォン「W-ZERO3」への思い入れが強い。「Androidスゴ技BOOK」(共著、ソフトバンククリエイティブ)などの著書も持つ。