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(6)充電できるバッテリー容量

 充電できるバッテリー容量にも気を付けたい。これが(6)である。スマホを長く使えばバッテリーが劣化して、充電できる容量が少なくなる。バッテリーの状態を確認できる機種なら購入時に確認すべきだ。iPhoneなら「設定」→「バッテリー」で、新品時と比較したバッテリー容量を確認できる。

 一部のAndroidスマホもバッテリー容量を確認できる。例えばシャープのAQUOSは「設定」→「デバイス情報」をタップすることで「電池の状態」を確認できる。ただしiPhoneのようにパーセントで表示されず、「良好」や「80%以上」などと表示される。フリマアプリやネットオークションに出品されている中古スマホの説明にバッテリー状態の記載がない場合は、確認を求めるべきだろう。

バッテリー容量の確認画面。左はiPhone、右はAndroidの一部機種
バッテリー容量の確認画面。左はiPhone、右はAndroidの一部機種
(出所:筆者がiPhoneとAndroid端末の画面をキャプチャー)
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(7)無料保証の有無

 最後の(7)が無料保証の有無である。中古スマホに保証サービスはないと思ってしまいがちだが、販売したスマホに初期不良があった場合は交換または返金してくれる店舗は多い。無料保証の条件や保証期間は店舗ごとに異なるが事前に確認しておこう。一方、フリマアプリやオークションサイトで購入した中古スマホは、初期不良や事前に聞いていた状態と大きく異なる場合は、取引完了前に自分で返品交渉しなければならない。

キャリアの認定リユース品は安心だが品薄

 リファービッシュ品を購入する場合は、商品の状態をさほど心配する必要はない。修理後に品質を確認しているので、初期不良が発生する可能性は一般的な中古スマホよりも低いと考えてよい。ただしリファービッシュ品は中古品だが新品ではない。SIMロックがかかっていないか、赤ロムだった場合の補償はあるのか、ということは購入前に確認しておきたい。

「Back Market」が販売するスマホには製品状態や点検個所が記載されている。赤ロム化した際に交換できる保証も付いている
「Back Market」が販売するスマホには製品状態や点検個所が記載されている。赤ロム化した際に交換できる保証も付いている
(出所:フランスBack Market)
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 キャリアが販売する認定リユース品は、回収したiPhoneを整備したものだ。バッテリーの最大容量が80%以上で基本性能と接続機能は検査済み。さらに購入から30日間の無料交換の保証も付く。ネットワーク利用制限がかかる心配はなく、技適マークも付いている。アップルの認定整備済み製品ではないが正規サポートの対象となり、故障時はアップルに有償修理を依頼できる(ただし過去にアップル純正ではない部品を用いて修理した場合は対象外)。

 リファービッシュ品や認定リユース品は、一般的な中古スマホよりも安心して購入できる。ただし一般的な中古スマホに比べると購入できる機種数は少ない。特にキャリア認定の整備済みiPhoneは在庫薄になりがちだ。

村元 正剛(むらもと まさかた)
ITライター
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマートフォン関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。