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ゲーム技能で就職できる時代が来る?

 将来的な目標として「社内でのプレゼンスを高め、ゆくゆくは同好会から『シンボルチーム』への昇格を狙いたい」(影澤担当課長)という。シンボルチームとはいわゆる実業団のこと。現在は野球部やバドミントン部など4競技のみだ。

 シンボルチームになると、業務時間内に練習できるし、競技のための人材採用も可能になる。ゲームの技能が評価され、NTT東に就職するという道もあり得るのだ。日本のeスポーツがどう発展していくかに左右される面は大きいが、そんな未来も見てみたいと筆者は思う。

稲垣 宗彦(いながき むねひこ)
スタジオベントスタッフ
高校在学中から、電波新聞社の「月刊マイコン」「マイコンBASICマガジン」でゲームレビューやイベントリポートを中心に執筆し、ライターとしての活動を開始。趣味のゲームを仕事にしてしまったことを後悔し始めた頃に、中学校時代まで熱中していた釣りを再開。近年はアウトドア関連の他、財布やバッグといった小物の記事なども手掛けている。