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 スマートフォンやワイヤレスイヤホン、タブレット用のデジタルペンなど小型の電子機器は増える一方だが、なくすと見つけにくいものだ。整理整頓された部屋でも、家具と壁のすき間や家具の下に入り込むと所在が不明になる場合がある。高価なワイヤレスイヤホンの片方だけをなくしたり、デジタルペンを家の中で紛失したりしたという話はよく聞く。

 スマホやタブレットの本体や、米Apple(アップル)の「AirPods」といった一部の電子機器なら、最後に利用した場所や存在が確認された場所を、クラウドに記録することが可能だ。

 こうした製品なら「マップ」アプリから紛失機器の現在地を、ある程度は特定できる。ただ、音を鳴らせる機器であれば遠隔操作で音を鳴らせばよいが、そうでないと捜しにくい場合もある。

 もし所在に見当がつき、Bluetoothを使う機器であれば、Bluetoothの電波状態から機器の位置を割り出せる。筆者はApple Pencilを自宅で紛失したが、この方法でデスクトップパソコンの下に潜り込んでいたのを発見した。

 捜索に利用したのは、ドイツのヘンドリック・フォルカーツ氏が開発した「Wunderfind: 紛失したデバイスを見つける」である。スマホやタブレット用の機器捜索アプリで、Bluetoothの電波状態から紛失機器とのおおよその距離を表示する。

 このアプリにはiOS用とAndroid用があり、それぞれのアプリストアから無料で入手できる。機器からBluetoothの電波が届いたときに通知したり、最後に機器からの電波を受信した場所を記録してマップで示したりできる有償版の「Wunderfind Pro」(600円。税込み、以下同)もあるが、家の中で機器を捜すだけなら、機器との距離を調べられる無料版でも役に立つ。

機器捜索アプリ「Wunderfind: 紛失したデバイスを見つける」の画面。周囲のBluetooth機器との距離を示し、所在をある程度まで特定できる
機器捜索アプリ「Wunderfind: 紛失したデバイスを見つける」の画面。周囲のBluetooth機器との距離を示し、所在をある程度まで特定できる
(出所:アプリの画面を筆者がキャプチャー)
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