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腕を上げていないときは画面が若干暗くなる

 Series 5は画面の常時表示機能を搭載していても、バッテリーの持ちは18時間とSeries 4と同じ。これまでにApple Watchの画面を見ていた時間は、1日のうち1時間も無いと思うのに18時間しか持たなかったと考えると、常時表示しても18時間持つというのはかなりすごい。

 これは、Series 4から採用されている「LTPO(低温多結晶酸化物)」と呼ばれる素材のディスプレーに加えて、超低電力で動作するディスプレードライバー、これまで以上に電力を効率よく管理するチップ、新型の環境光センサーなどが連携して実現している。

 電力消費を抑えるのに表示の工夫も貢献している。画面を真上に向けない状況では、Series 4までなら文字盤の表示が消えていた。Series 5の場合、文字盤は表示しつつも、バッテリーをあまり消費しない黒ベースのデザインになり、輝度も抑える。また、画面のリフレッシュレートは60Hz(1秒間に60回の書き換え)から1Hz(1秒間に1回の書き換え)に落とされる。

 秒針は表示されなくなるのだが、斜めから時刻を確認するような場面なら、多くの場合は実用上の問題にならないはずだ。

 ちなみに運動を記録する「ワークアウト」アプリでは、100分の1秒を示す桁が消えて画面は暗めになるが、秒の表示は消えずにカウントされる。

 また文字盤にカレンダーのイベントや、メッセージの内容、心拍数、アクティビティの状況といったプライベートな情報を表示している場合、常時表示機能で画面が暗くなっている状態では、それらを表示しない設定も可能だ。

 常時表示機能をオフにして使うこともできるので、オフにすると使用時間を延ばせるのではないかと思って試したが、今のところ大きく延びる印象はない。運動をしたかどうかなどの使い方の違いによる変化のほうが大きく、常時表示機能によるバッテリー消費は微々たるものなのではないかと想像している。

 常時表示機能をオフにしても、毎日1回充電しなければならないことは変わらない。それならば常時表示機能をオンにしておくほうが便利だ。

画面が暗くなっているときは、のぞき見されると困るプライベートな情報を表示しないように設定できる。図では心拍数とアクティビティ進捗状況のグラフが消えている
画面が暗くなっているときは、のぞき見されると困るプライベートな情報を表示しないように設定できる。図では心拍数とアクティビティ進捗状況のグラフが消えている
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Apple Watchの「設定」→「画面と明るさ」→「常にオン」をタップして表示される画面で、「機密コンプリケーションを非表示」をオンにすると、常時表示モードでプライベートな情報などを表示しないようになる
Apple Watchの「設定」→「画面と明るさ」→「常にオン」をタップして表示される画面で、「機密コンプリケーションを非表示」をオンにすると、常時表示モードでプライベートな情報などを表示しないようになる
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