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 iPhoneにロックを掛けている状態でも、拾った人に持ち主の情報を与えてしまうことがある。注意すべきはiPhoneのケースだ。

 手帳型ケースの内側には、ポケットやカード入れがついていることが多い。社員証や免許証、定期乗車券のように、会社名や氏名、住所などの情報が書いてあるカードを入れていると、拾った相手に知られてしまう。紛失したことを想定して好みでないケースをわざわざ選ぶのは気が進まないかもしれない。せめて、ケースに個人情報が記載されたカード類は入れないようにしたい。

 ケースのデザインから持ち主の性別や年齢の察しがつく場合もある。例えばケースの色や柄から「若い女性のiPhoneだろう」と当たりをつけられてしまう。

 また、iPhoneのロック画面にプライバシーに関わる画像を設定しないことをお勧めする。さらに、ロック画面に表示される通知のプレビューを拾得者に見られないように、「設定」の「通知」にある「プレビューを表示」で「ロックされていないときのみ」を選択しておけば安心だ。

通知のプレビューを拾得者に見せないように設定
通知のプレビューを拾得者に見せないように設定
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紛失後は「紛失モード」に設定する

 もしiPhoneを紛失してしまったら、他のiPhoneやiPad、パソコンからiCloudにログインし、「紛失モード」に設定する。拾得者が電源を切ったり、機内モードにしたりすると遠隔操作ができなくなるため、素早く対処したい。

 その際、ロック画面に表示する電話番号の入力を求められる。iPhoneを拾った人が持ち主に電話で連絡を取れるようにするための機能だ。

 しかし前述のように、拾った人が善人とは限らない。そこでこの機能を使い、別のアプローチを取る。実は、電話番号を入れず「次へ」をクリックすると、自由にメッセージを入力できる。

パソコンでiCloudにログイン。パスワードとそれ以外の認証による「2ファクタ認証」を経ずに「iPhoneを探す」にアクセスできる
パソコンでiCloudにログイン。パスワードとそれ以外の認証による「2ファクタ認証」を経ずに「iPhoneを探す」にアクセスできる
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「紛失モード」をクリックする
「紛失モード」をクリックする
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電話番号入力欄が出るが「次へ」でスキップ
電話番号入力欄が出るが「次へ」でスキップ
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ロック画面に表示するメッセージを入力する
ロック画面に表示するメッセージを入力する
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紛失したiPhoneではこのように表示される
紛失したiPhoneではこのように表示される
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