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 ロジクールが2020年10月に発売したワイヤレスマウス「MX Anywhere 3」は、同社製小型マウスの最上位モデルだ。「モバイルワーク用」をうたっており、軽く持ち運びしやすいコンパクトなボディーに、電磁石を使った高速スクロールなど同社の最上位マウス「MX Master 3」と同様の機能やスペックを備える。使用中のアプリに合わせてマウスの側面にあるボタンの役割を自動的に切り替える機能を持ち、「Zoom」や「Microsoft Teams」といったアプリの操作もできる。このマウスをレビューする。

ロジクールのワイヤレスマウス「MX Anywhere 3」。Windows 10以降、macOS、iPadOS、Chrome OS、Linuxに対応する。3色のカラーバリエーションがあり、直販サイトの価格は1万780円(税込み)
ロジクールのワイヤレスマウス「MX Anywhere 3」。Windows 10以降、macOS、iPadOS、Chrome OS、Linuxに対応する。3色のカラーバリエーションがあり、直販サイトの価格は1万780円(税込み)
(出所:スタジオキャスパー、記載のないものは以下同)
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 手にしてまず感じるのは軽さと握りやすさだ。側面は緩やかなカーブでへこんでいて持ちやすく、表面はシリコーン仕上げで手になじみやすい。マウスとしては大柄なMX Master 3と比べるとかなりコンパクトで、成人男性としては手が小さめの筆者にはちょうど握りやすい。99gの軽さによりモバイル用途に向くのはもちろん、自宅やオフィスで普段使いするマウスとしてもちょうどいいと感じる人が少なくないだろう。

側面はシリコーン仕上げで手になじみやすい。左側面に2つのボタンがある
側面はシリコーン仕上げで手になじみやすい。左側面に2つのボタンがある
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MX Anywhere 3は、MX Master 3(右)よりかなり小さく、手のひらに当たる部分が低い。ノートパソコンと一緒に持ち運びしやすい
MX Anywhere 3は、MX Master 3(右)よりかなり小さく、手のひらに当たる部分が低い。ノートパソコンと一緒に持ち運びしやすい
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手が小さめの筆者にも無理なく、しっかり握れるサイズだ
手が小さめの筆者にも無理なく、しっかり握れるサイズだ
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