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[座面の高さ]高すぎると足がしびれる原因に

 前述の通り、ダイニング用の椅子はやや高さがある。体格に対して座面が高い椅子で長時間作業すると、足がむくんだりしびれたりする。太ももの裏が圧迫され、血流が滞ってしまうからだ。

 自宅の椅子が自分の体格に対して高すぎる場合は対処が必要である。座面の高さを調整できる椅子を用意するのが現実的な対処策になる。

左側3つは高さ調整ができる椅子。全て内田洋行が販売している椅子
左側3つは高さ調整ができる椅子。全て内田洋行が販売している椅子
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 座面の高さはひざしたの長さに合わせるのが基本だ。高すぎると足がむくみ、低すぎるとお尻が痛くなる。ただ、机の高さとの関係がちぐはぐになると、今度は姿勢の問題が浮上してくる。座面の高さの調整では、作業時の姿勢が猫背になったり背中が反ったりしないように注意する。

[時間]長時間同じ姿勢を続けない

 人間は自然と、一定時間ごとに身体を動かし筋肉をほぐすような動作を取るものだ。しかし緊張していたり仕事に集中していたりすると、長時間同じ姿勢を続けてしまうことがある。加齢で筋力が落ちた場合も同様だ。筋肉の緊張状態が続き、疲労につながっていく。

 そこで1~2時間ごとに休憩を入れ、立って背伸びをするなどして身体をほぐそう。慣れない環境では筋肉がこわばりやすい。意識的に休憩を取るようにしたい。

一定時間ごとに立ち上がって少し歩いたり伸びをしたりして身体をほぐすことが疲労軽減につながる
一定時間ごとに立ち上がって少し歩いたり伸びをしたりして身体をほぐすことが疲労軽減につながる
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 自宅やカフェでテレワークをする際は、これら4つのポイントに対処するとノートパソコンで作業しても疲れづらくなる。なお「腰痛を軽減させる」といったうたい文句で椅子の上に置くクッションが販売されているが、それを置くと座面がさらに高くなる。テレワークで使うとかえって姿勢が悪くなり腰痛や肩こりを悪化させる恐れがあるので注意してほしい。