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自分がタグ付けするときは慎重に

 自分がタグ付けをする側になるときはきちんと確認し、明確にOKを得られない限りはタグ付けしない慎重な態度を取ったほうがいい。何人かで記念撮影したとき、その1人から「タグ付けしてFacebookに投稿して」と頼まれることもあるが、安易なタグ付けは避けるべきだ。筆者はSNS関連の悩みごとを聞く機会が多いが、タグ付けに迷惑しているという声は悩みごとの上位に入る。

 誰かと一緒にいる写真にタグ付けしてFacebookに投稿したいときは、投稿していいかどうかを尋ね、さらにタグ付けについても確認を取ったほうがいい。写真の投稿を承諾してもタグ付けについて分かっていない様子だったら、タグ付けはしないほうが無難だ。

 場の空気もあるので、明確に拒否する人がいない場合もある。それでも、自分に関する情報を投稿されることを好まない人が一定数いるという認識は持っておくべきだ。特に写真は問題になりやすい。

 過去に自分の写真をほとんどFacebookに投稿していない人は、タグ付けした写真を投稿されることを快く思わない可能性が高い。写真の投稿やタグ付けはプライバシーに関わるだけに「皆が希望しているのでない限りは投稿しない」という姿勢のほうがよい。宴会が楽しかったことを投稿するにしても、料理の写真とともに自身の感想を書き込めば伝わるはずだ。

 Facebookはポジティブなメッセージを送り合う場だ。投稿を嫌がられたとしても、まずネガティブな反応は返ってこない。タグ付けした写真を投稿して一部の「友達」と盛り上がっていたとしても、実はそれ以外の人たちからは嫌がられているかもしれない。Facebookでの安易な行動で嫌われ者にならないよう、投稿を見ている人から自分がどう見えるかも意識しよう。

鈴木 朋子(すずき ともこ)
ITライター・スマホ安全アドバイザー
ソフトウエア開発会社のSEを経てフリーランスに。SNSやアプリなどスマートフォンを主軸にしたサービスを行っており、書籍や雑誌、Webに多くの記事を執筆。スマホネーティブと呼ばれる10代のIT文化に詳しい。All About(オールアバウト)iPhone・SNSガイドも務める。著作は『親子で学ぶ スマホとネットを安心に使う本』(技術評論社)、『今すぐ使えるかんたん文庫 LINE & Facebook & Twitter 基本&活用ワザ』(技術評論社)、『親が知らない子どものスマホ』(日経BP)など20冊以上。