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 購入したNW-A106は、強調しすぎない低音としっとりとした中音部、透明感のある高音部など、このシリーズを使い続けてきた筆者が感じるソニーらしい音作りが楽しめた。どちらかと言えば音域全体で力強さを押し出す傾向にあるアップルと、中音域と高音域の透明感と解像感の高さを重視するソニー。好みのレベルではあるが、筆者としてはソニーの音作りに魅力を感じる。

ストリーミングでもウォークマンの高音質化機能を利用可能

 単体の楽曲に続いて、筆者がメインで使っている音楽ストリーミングサービス「Amazon Music Unlimited」を聴いてみた。スマホと同様にNW-A106でも、「Amazon Music」のアイコンをタップすればサービスにアクセスし、作成したプレーリストや登録した曲の再生などができる。

Amazon Musicを起動すれば、ウォークマンでストリーミングサービスが楽しめる
Amazon Musicを起動すれば、ウォークマンでストリーミングサービスが楽しめる
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 操作感はスマホのAmazon Musicと同じだ。アプリのW.ミュージックと同じく、Amazon Musicでも右側面の物理ボタンで曲送りや曲戻し、再生やストップができる。

 アップスケーリング機能の「DSEE HX」や、フルデジタルアンプ「S-Master HX」により、スマホで聴くときよりも音質がワンランクアップしていることを実感した。NW-A100シリーズは「10バンドイコライザー」や低域の特性を変える「DCフェーズリニアライザー」、アナログレコード風の音響にする「バイナルプロセッサー」など、多彩なイコライズ機能、音響効果に関する機能を備えている。Amazon Musicで再生した曲でも、それらの音響効果を楽しめる。

NW-A100のさまざまな高音質化機能は、アプリで設定する
NW-A100のさまざまな高音質化機能は、アプリで設定する
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 最近のスマホはカメラの強化が大きなテーマの一つになっているが、音楽再生機能の強化はあまり積極的ではない。それだけに、ウォークマンシリーズで培われてきた機能や音質をストリーミングサービスでも存分に楽しめるのは、NW-A100シリーズならではのメリットと言えるだろう。