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 ソニーは、過去に何度かAndroid搭載ウォークマンを発売している。それらは、おおむねスマホに近いサイズ感であり、同時期に存在していた専用OSのスタンダードなウォークマンと比べると、携帯性は良くなかった。しかし今回のNW-A100のサイズ感は、今まで使ってきたスタンダードなウォークマンとほとんど同じだ。

左から2011年発売の「NW-Z1000」シリーズ、2013年発売の「NW-F880」シリーズ、そして今回のNW-A106。NW-A100で一気に小型化したことが分かる
左から2011年発売の「NW-Z1000」シリーズ、2013年発売の「NW-F880」シリーズ、そして今回のNW-A106。NW-A100で一気に小型化したことが分かる
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左は2017年購入のNW-A46、右は今回購入したNW-A106。サイズ感はほとんど同じだ
左は2017年購入のNW-A46、右は今回購入したNW-A106。サイズ感はほとんど同じだ
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 液晶サイズは3.6型で、解像度は1280×720ドット。昨今のスタンダードなスマホと比べるとかなり小さな画面だが、音楽ファイルのリストを見るなら十分だ。無線LAN(IEEE 802.11ac)やBluetooth 5.0は備えているものの、スマホとは異なりカメラやGPS、電子コンパス、内蔵スピーカーは無い。

 右側面には電源ボタンや音量調整ボタン、音楽プレーヤーの操作ボタン、ホールドスイッチを備えている。画面はタッチ操作に対応しているが、音楽プレーヤー関係は物理ボタンで操作できる。専用プレーヤーであるため、MP3/WMA/FLAC/WAV/AAC/HE-AAC/Apple Lossless/AIFF/DSD/APE/MQAと、多様な形式の音楽ファイルを再生できる。

 このモデルから、PCとの接続がUSB Type-Cに変わったこともうれしいポイントの一つだ。従来のウォークマンシリーズは、Android搭載モデルでも専用インターフェース「WM-PORT」を経由して接続する必要があった。PCと接続し、充電したり曲を転送したりするには、付属の専用ケーブルを使わなければならなかった。

PCや充電器との接続は、USB Type-Cに変更された
PCや充電器との接続は、USB Type-Cに変更された
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 しかし今回のモデルからは、一般的なUSB Type-Cケーブルが使えるようになった。手持ちのケーブルを何本か試してみたところ、充電とUSB 2.0のデータ通信に対応していればケーブルの種類(規格)は問わないようだ。専用ケーブルが不要になれば、旅行や取材などで持ち歩くケーブルが減るし、自宅で使うときも便利だ。

やはり専用プレーヤー、使い勝手に優れている

 充電が終わって起動すると、Androidの初期設定画面が表示される。スマホに慣れたユーザーなら、問題なく使い始められるだろう。基本的な使い勝手は一般的なスマホと何も変わらない。音楽を聴くには「W.ミュージック(ダブルドットミュージック)」アプリを開く、メールを見たいなら「Gmail」アプリを開く、といった感じだ。