全3213文字
PR

 ガントチャートならExcelでも作成できると思うかもしれないが、スケジュールに変更があるたびに全工程分のセルを修正するのはかなり面倒だ。個人使用の目的で作ると、途中から使わなくなる可能性が高い。アナログな手帳でざっくり把握するほうが無理なく使いこなせる。

 会社によっては、プロジェクトごとにガントチャートを使うケースもあるだろう。そんなときは各プロジェクトの工程から自分に必要な要素だけを抜き出し、アポイントダイアリーに書き込んでいく。一見手間に感じるかもしれないが、自分用のガントチャートができると見落としやうっかりミスは確実に減る。転記作業によって頭の中が整理されるのもアナログな手帳を併用する大きなメリットだ。

 「アポイントダイアリー」のガントチャートは全部で20行あり、10個のプロジェクトを2つの切り口で管理できるようケイ線が引かれている。プロジェクトの特性に応じて午前と午後、自社と外注先、予定と実績など、管理したい要素を自由に設定すればいい。

最大10個のプロジェクトを見開きで管理できる月間ページ。土日、祝日はグレーの色が付いているため作業工程を営業日でカウントしやすい
最大10個のプロジェクトを見開きで管理できる月間ページ。土日、祝日はグレーの色が付いているため作業工程を営業日でカウントしやすい
(撮影:大吉紗央里)
[画像のクリックで拡大表示]

 ブロックタイプのマンスリーを活用すれば、プライベートはブロック、仕事はガントチャートのように、ページごとに視点を変えることもできる。上司への月次の進捗報告など、定期的に実施するタスクはブロックページにまとめてしまうのも手だ。

話題の「バレットジャーナル」に向いた手帳

 テレワークではオフィスと違い、周囲の人がタスクのやり残しに気づいて注意してくれるような機会が減る。「今」やるべきタスクのきちんとした管理が求められる。そこでお薦めしたいのが、新しい手帳術として昨今話題になっている「バレットジャーナル」の実践だ。

 バレットジャーナルは米国のデジタルプロダクトデザイナーであるライダー・キャロル氏が考案した手帳・ノート術だ。10代のときにADD(注意欠陥障害)と診断されたライダー氏にとって、自身の思考を整理する手段が「書くこと」だったという。バレット(Bullet)は箇条書き文の頭に使用する「・(中点)」を指す。バレットジャーナルはその名の通り、箇条書きでやるべきことを管理する手法だ。