
谷島の情識
目次
-
富士通肝いりのDX新会社は設計事務所か、それともゼネコンか
2020年3月9日午前10時半、外出先で用事が終わり、近くの駅ビルにある喫茶店に入った。入り口近くの席に座り、ノートPCを開き、インターネットにつないだとき、富士通の記者会見がちょうど11時から始まることを思い出した。
-
本に書いてある通りにデータベースを設計すると実務では動きません
IT勉強宴会というNPO法人がある。主催者は「一風変わった名称の勉強会」と自ら語っているが失礼ながら一風ではなく相当変わっている。宴会はシンポジウムの訳かと主催者に聞くと違うと言う。
-
顧客に土下座させる術を、「銀河を旅する2人組」から学んだ
顧客が店員や営業担当者に土下座を強いることはあり得ても逆は普通ないはずだが、先日その光景を目撃した。サービスの提供者に向かって対価を支払った顧客が続々と土下座をする場に居合わせたので報告する。
-
汎用機で育った技術者はオープンで活躍できるが逆はないのはなぜか
「本年最初に書いた拙文。1980年頃、HITAC8350のアセンブリ言語の解説書(箱に入っていた)を読み、数頁で挫折した(ような記憶がある)」SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に上記の一文を投稿したところ数人から直接応答があった。
-
新人は汎用機のアセンブリ言語を学んで喜ぶ
コンピューターの仕事を40年あまり続けている方と年初に雑談した際、アセンブリ言語が話題になった。この方は金融サービス会社やその関連会社で情報システム基盤の開発や維持管理を長年担当してきた技術者である。
-
デザイン思考でゼロをイチにすれば、労働生産性は無限大になって思い切り休める
「かなり前から気になっていたのですが労働生産性という言葉は何とかなりませんか。日本企業は労働生産性が低いとか、そちらが書くでしょう。労働という二文字を付けると現場の働きが悪いように見えてしまう。我々が真面目に働いていないみたいです」
-
追悼、「最強のシステム部門を作った」東京三菱銀行元頭取・岸曉氏の思い出
1990年かその前あたりであったか、三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)の岸曉氏(当時専務)から叱られた。その数カ月前、あるコンピューター販売会社の懇親会に出たところ、岸氏が来ており初めて名刺交換をした。
-
「最も愛を大切に」、メールで喧嘩する部下への鎮静剤
『最も愛を大切に』という言葉は仕事でも役に立つことがわかりました。ITの仕事に愛が関係ありますか。ありました。先日ある部下と別の部下がメールで言い争いを始めたのです。どこの会社でもよくある話でしょうが
-
故人から「お誕生日をお祝いしましょう」とSNSで連絡が来た、どう受け止めるか
10月30日、面識のない方から過去の記事について問い合わせの電話がかかってきた。10年ほど前に書いた拙文の中に引用した知り合いの発言についてである。発言に出てきた内容の時期と経緯を確かめたいと頼まれたが困った。知り合いは亡くなっていたからだ。
-
仕事に追い詰められた時こそライブハウスか図書館へ行こう
フロアの照明が消え、真っ暗になった途端、詰めかけた聴衆は一斉に黙り込んだ。しわぶき1つ聞こえない。これからロックバンドが登場するライブハウスにもかかわらず静まり返ったままだ。
-
「コンピューター」と言わなくなったのはなぜだろう
「今さらコンピューターではないでしょう」。2009年に日経コンピュータ誌の編集長になった際、何人かの知り合いから雑誌名を変えたほうがよいと助言された。日経コンピュータでは古臭いそうだ。新しい名称の候補を問うと、ある人から「日経IT」はどうかと言われた。
-
日経コンピュータを1000冊並べたら長さ9メートル、重さ400キログラムになった
妙なことを思いつくのは得意なほうである。しかも思いつくと何とかして実現したくなる。本人は面白がっているから時間や労力を度外視して進めていくが巻き込まれた方にとっては迷惑かもしれない。
-
駄目な上司の下であなたが成果を上げる方法
「上が駄目なので」と言ったりする。上は上司だが駄目とは何だろう。「駄目」を広辞苑第三版で引くと「囲碁で双方の境にあってどちらの地にもならない空所」「しても効のないこと。むだ。無益。してはいけないこと」と出ていた。
-
「居心地がいいから変えたくない顧客や上司」を変えられるか
2019年7月28日の朝、ある電子メールが知り合いから届いた。同年7月18日に公開した拙文「これだけ危なくなってもあなたの勤務先が変わらない理由」を読み、変わらない日本について何か言いたくなったらしい。
-
これだけ危なくなってもあなたの勤務先が変わらない理由
「問題点も解決策も何年も前から指摘されているのになぜ日本の企業は変わらないのでしょうか」。ある勉強会の出席者からこう質問された。「変わろうとする気がないから」と答えようかと思ったがあんまりなので黙っていた。
-
3人組女性アイドルから危機を乗り切る「三方良し」を学ぶベテランPM
「こんな解決策を見つけて実行するとは。私が手掛けてきた情報システム開発のプロジェクトでは滅多にないことです」
-
「業績評価はどうでもいい」、日本IBMの山口社長が言い放った訳
「メジャメント(業績評価)はどうでもいい」。6月5日、日本IBMの山口明夫社長は記者会見で筆者の質問にこう答えた。
-
「MaaS」なんて流行るはずない、女子二人旅の体験から見えた限界
そんな言葉は流行らないと自分で決め付けた言葉が当たり前のように使われることがある。最近では「MaaS」がそうだ。Webや雑誌、新聞を眺めているとかなり使われている。
-
夢見る「AI人材」じゃいられない
「『など』をむやみに使うな、こうだとはっきり書け」。1985年に記者として仕事を始めた当初、先輩から何度か注意された。
-
技術者不足の衝撃実態、従来型IT人材は2030年に10万人余る
2030年に「従来型IT⼈材」が10万⼈余る。従来型IT人材は「従来型ITシステムの受託開発、保守・運用サービス等」に従事する。これらは2019年4月23日に経済産業省が発表した「IT人材需給に関する調査」という報告書に出ている数字と用語である。
日経クロステック Special
What's New
- DXを成功に導くヒントを探る
- 各社に聞く「2025年の崖」を越える方法
- 自社にあったテレワーク基盤の選び方とは
- 経理部門×クラウド活用で“攻めの経理”を
- コロナ禍こそDXを加速!≫3つのポイント
- 富士フイルム、資生堂のWeb多言語化方法
- DX≫トップと社員の温度差をどう埋める?
- 500社以上が採用!AIでレガシー脱却
- 先進企業がゼロトラストにシフトする理由は
- 顧客の声を生かす!統合・分析基盤の作り方
- 「IT予算配分」の変革が今不可欠な理由
- ニューノーマル時代をAI活用で勝ち抜く
- 高収益の秘訣「キーエンス流データ活用術」
- AI活用がビジネスの意思決定を高度化する
- AI活用を成功へ そのリアルとビジョン
- DX成功のカギ「2階建て構造」の実践とは
- 明るい未来の暮らしや働き方、組織とは?
- 4万6千人超が来場したバーチャルイベント
経営
- DXを成功に導くヒントを探る
- 各社に聞く「2025年の崖」を越える方法
- コロナ禍こそDXを加速!≫3つのポイント
- DX≫トップと社員の温度差をどう埋める?
- 顧客の声を生かす!統合・分析基盤の作り方
- ニューノーマル時代をAI活用で勝ち抜く
- 高収益の秘訣「キーエンス流データ活用術」
- AI活用がビジネスの意思決定を高度化する
- AI活用を成功へ そのリアルとビジョン
- イキイキと働ける環境が企業の未来を決める
- 旭化成や双日などデジタル活用の実例を紹介
- 日台間の連携をさらに強化し、双方の産業を次の高みへ
- AIチャットボットが従業員満足度を向上
- 手作り自社アプリ活用で、情報伝達が変わる
- 現場管理は遠隔で!クラウドで省人化を実現
- 経産省、ニトリが語る新常態の働き方改革
- 『音』が変わると『仕事』が変わる?