
谷島の情識
目次
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「最も愛を大切に」、メールで喧嘩する部下への鎮静剤
『最も愛を大切に』という言葉は仕事でも役に立つことがわかりました。ITの仕事に愛が関係ありますか。ありました。先日ある部下と別の部下がメールで言い争いを始めたのです。どこの会社でもよくある話でしょうが
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故人から「お誕生日をお祝いしましょう」とSNSで連絡が来た、どう受け止めるか
10月30日、面識のない方から過去の記事について問い合わせの電話がかかってきた。10年ほど前に書いた拙文の中に引用した知り合いの発言についてである。発言に出てきた内容の時期と経緯を確かめたいと頼まれたが困った。知り合いは亡くなっていたからだ。
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仕事に追い詰められた時こそライブハウスか図書館へ行こう
フロアの照明が消え、真っ暗になった途端、詰めかけた聴衆は一斉に黙り込んだ。しわぶき1つ聞こえない。これからロックバンドが登場するライブハウスにもかかわらず静まり返ったままだ。
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「コンピューター」と言わなくなったのはなぜだろう
「今さらコンピューターではないでしょう」。2009年に日経コンピュータ誌の編集長になった際、何人かの知り合いから雑誌名を変えたほうがよいと助言された。日経コンピュータでは古臭いそうだ。新しい名称の候補を問うと、ある人から「日経IT」はどうかと言われた。
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日経コンピュータを1000冊並べたら長さ9メートル、重さ400キログラムになった
妙なことを思いつくのは得意なほうである。しかも思いつくと何とかして実現したくなる。本人は面白がっているから時間や労力を度外視して進めていくが巻き込まれた方にとっては迷惑かもしれない。
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駄目な上司の下であなたが成果を上げる方法
「上が駄目なので」と言ったりする。上は上司だが駄目とは何だろう。「駄目」を広辞苑第三版で引くと「囲碁で双方の境にあってどちらの地にもならない空所」「しても効のないこと。むだ。無益。してはいけないこと」と出ていた。
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「居心地がいいから変えたくない顧客や上司」を変えられるか
2019年7月28日の朝、ある電子メールが知り合いから届いた。同年7月18日に公開した拙文「これだけ危なくなってもあなたの勤務先が変わらない理由」を読み、変わらない日本について何か言いたくなったらしい。
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これだけ危なくなってもあなたの勤務先が変わらない理由
「問題点も解決策も何年も前から指摘されているのになぜ日本の企業は変わらないのでしょうか」。ある勉強会の出席者からこう質問された。「変わろうとする気がないから」と答えようかと思ったがあんまりなので黙っていた。
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3人組女性アイドルから危機を乗り切る「三方良し」を学ぶベテランPM
「こんな解決策を見つけて実行するとは。私が手掛けてきた情報システム開発のプロジェクトでは滅多にないことです」
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「業績評価はどうでもいい」、日本IBMの山口社長が言い放った訳
「メジャメント(業績評価)はどうでもいい」。6月5日、日本IBMの山口明夫社長は記者会見で筆者の質問にこう答えた。
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「MaaS」なんて流行るはずない、女子二人旅の体験から見えた限界
そんな言葉は流行らないと自分で決め付けた言葉が当たり前のように使われることがある。最近では「MaaS」がそうだ。Webや雑誌、新聞を眺めているとかなり使われている。
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夢見る「AI人材」じゃいられない
「『など』をむやみに使うな、こうだとはっきり書け」。1985年に記者として仕事を始めた当初、先輩から何度か注意された。
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技術者不足の衝撃実態、従来型IT人材は2030年に10万人余る
2030年に「従来型IT⼈材」が10万⼈余る。従来型IT人材は「従来型ITシステムの受託開発、保守・運用サービス等」に従事する。これらは2019年4月23日に経済産業省が発表した「IT人材需給に関する調査」という報告書に出ている数字と用語である。
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日本のIT産業はなぜ技術者の「才能」を殺すのか
「近代日本の歩みはすべて才能扼殺の上に築かれてきた」
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AIを厳密に定義することを放棄した政府AI戦略
「デジタル時代である。デジタルメディア戦略を考えてくれ」
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あなたのIT企業は売り物になるか
自分の会社は売り物になるのかどうか。売るつもりがある経営者は大いに気にする。売るつもりがなくても自社の価値がどの程度か、経営者であれば当然関心を持つ。
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2倍稼いで定時に帰ろう
「働き方改革ほどうんざりするものはない。あの言葉を聞くと吐き気を催す」
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富士通とNECは大企業病ではない
富士通とNECの社長がそれぞれ、日経 xTECH上で自社は大企業病だと反省の弁を述べていたが、2本のインタビュー記事を読んで違和感を覚えた。経営トップが「期待に程遠い結果」と素直に語ってよいのか、などと思われた方がいたかもしれない。筆者がひっかかったのはそこではない。
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AIよりも人間を選んだ女性4人組アイドルの愛
AI(人工知能)という文字を新聞や雑誌あるいはインターネットの記事で見かけると何となく面白くない。記事を読むのは仕事の一部だからやむを得ないが仕事をしていないときにAIという言葉を見たくない。だが2019年2月10日、思わぬところで接してしまった。
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ダークな旅を経て「3人組」から独立した1人に会った
いつも明るく笑顔を絶やさない人も心の中に闇を抱えている。裏表があるという意味ではない。人は本来そういうものである。