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1.時間配分を計画する(建設部門 選択科目)

 専門知識と応用能力を問う論文は2時間で4枚記述しなければならないので、当日の時間管理が重要だ。

 答案用紙1枚に記述する時間が25分とすれば、問題を選択する時間や3つの見出しを思い出す時間が5分だとしても、1枚当たり30分。つまり2時間で4枚を仕上げるために余分な時間は一切ない。

 従って試験当日は、問題用紙の裏などにタイムスケジュールを書き、時計を横に置いておくことを勧める。タイムスケジュールを下記に示す。

タイムスケジュール(選択科目)
【均等割りタイプ】 【骨子作成タイプ】
試験時間:12:30~14:30(2時間)
12:30~13:00(30分)1枚目作成 12:30~12:50(20分)4枚分の骨子
13:00~13:30(30分)2枚目作成 12:50~13:15(25分)1枚目作成
13:30~14:00(30分)3枚目作成 13:15~13:40(25分)2枚目作成
14:00~14:30(30分)4枚目作成 13:40~14:05(25分)3枚目作成
  14:05~14:30(25分)4枚目作成

 均等割りタイプは、試験時間2時間を4枚の答案用紙の作成に均等に振り分けたもの。1枚当たり30分。この中で3つの見出しを作成し、それから本文を書くパターンだ。骨子作成タイプは、最初に1枚につき3つの見出し、4枚分で計12個の見出しをメモし、その後、1枚目から書くタイプだ。

 得意な問題が出題されると、ついついたくさん書きすぎてしまう。このタイムスケジュールにのっとり、時間になれば2問目に行かなければ、2問目以降が時間切れで、必要枚数を書けずに不合格になってしまうので注意しよう。