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スマートスピーカー、米国では1870万世帯が所有

 Amazonがこうした考えを持つに至った背景には、スマートスピーカーの急速な普及がありそうだ。米国の市場調査会社コムスコア(comScore)は、家庭中にスマートスピーカーが急速に入り込んでいると報告している。

 同社の調査によると、Wi-Fi(無線LAN)を導入している米国世帯のうち、スマートスピーカーを持っている世帯の比率は2018年2月に20%となった。これは3カ月前から約50%の伸び。米国ではすでに、1870万世帯がスマートスピーカーを所有しているという。

米国Wi-Fi設置世帯のおけるスマートスピーカー所有率推移
米国Wi-Fi設置世帯のおけるスマートスピーカー所有率推移
(米comScore調べ/インフォグラフィックス出典:ドイツStatista
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 スマートスピーカー所有世帯のうち、複数台を持つ世帯の比率は2017年6月時点で20%だった。これが同年10月には25%となり、2018年2月では30%へと拡大した。また、3台以上を持つ世帯の比率も10.5%に増えたという。その要因として、comScoreは製品種の拡充と低価格化を挙げている。

 Amazonは2017年の年末商戦を前にして、製品ラインアップを拡充した。米国では現在、旗艦モデルの「Amazon Echo」のほか、「Echo Plus」「Echo Show」「Echo Spot」「Echo Look」「Echo Dot」「Echo Dot Kids Edition」といった多様な製品をそろえている。このうち最廉価のEcho Dotは、49.99ドル(日本では 5980円)。Amazonはこれを年末商戦で29.99ドルに引き下げて販売したが、こうした施策がスマートスピーカーの普及に寄与していると、comScoreは分析している。