
東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年のサービス開始に向け、次世代高速モバイル通信「5G」の準備が国内で着々と進んでいる。
だが、残すところあと2年になっても、5Gではいったい何がどう変わるのか、具体的なイメージは今ひとつわかりづらい。とはいえ、基本的なことを今さら聞くのは気が引ける。
そこで本特集では、5Gに関する基礎知識を分かりやすくまとめた。
東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年のサービス開始に向け、次世代高速モバイル通信「5G」の準備が国内で着々と進んでいる。
だが、残すところあと2年になっても、5Gではいったい何がどう変わるのか、具体的なイメージは今ひとつわかりづらい。とはいえ、基本的なことを今さら聞くのは気が引ける。
そこで本特集では、5Gに関する基礎知識を分かりやすくまとめた。
5Gでは、現在3Gや4Gで利用している既存の周波数帯より高めの3.6GHz帯、4.5GHz帯、28GHz帯といった高めの周波数帯を使う予定だ。
今回は、5Gの国内での開始時期を解説する。電波の割り当て作業が遅れているものの、2020年に一部の地域で開始し、徐々に利用できるエリアが広がるだろう。
5Gの要件としては「高速・大容量」が挙げられるがそれだけではない。「低遅延」と「同時多数接続」も開発目標であり、大きな恩恵を与える。
5Gは、一般には「第5世代移動通信システム」と呼ばれる。5Gに至るまでの移動通信新システム(携帯電話ネットワーク)の歴史を紹介する。