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 1―1節でも触れたように、文部科学省は2017年11月28日に18年度(平成30年度)試験の実施大綱を決定し、合否決定基準を18年1月26日に公表しました。筆記試験の問題の種類や解答時間、配点、合否の基準は17年度と同じです。同様に出題数や解答数、出題の傾向は18年度も大きく変わらないと考えてよいでしょう。したがって、改正後の13~17年度の出題内容を分析して、18年度の受験対策を立てることになります。

(1)択一式

 択一式試験ではI―1~I―20の番号ごとに、出題されるテーマが定着しつつあります(第3章の表3.1表3.6を参照)。そこで、同様のテーマがほぼ毎年度、出題されている問題にまずは着目し、勉強するテーマや範囲を絞り込みます。それらの傾向を見ると、過去問題からの出題が多いテーマと国土交通白書から出題されやすいテーマがわかります。次に、前者は改正後の13~17年度の過去問題を中心に確認します。後者は国土交通白書の該当するページを読みましょう。最新の法律からも出題されている場合は、その内容も押さえてください。把握するポイントは法律が制定または改正された背景と目的です。

 番号がI―18~I―20の問題は専門用語の定義のほか、基本的な技術や工法の内容についてよく出題されます。国土交通白書の欄外に記された語句の注釈からも出題される可能性がありますので押さえておきます。同白書の巻末の参考資料編の図表にも目を通し、大まかな傾向を覚えます。

 択一式への詳細な対処法については、本書の第3章で取り上げます。